今回の記事は MTG マッドネスをご紹介します。
マッドネスとは?
マッドネスは、キーワード能力の1つです。この能力を持つカードが手札にあるときに機能する常在型能力と、その置換効果が適用されたときに誘発する誘発型能力からなります。
常在型能力(置換効果):
いずれかのプレイヤーが自分の手札からマッドネスを持つカードを捨てようとする場合、そのカードは捨てられますが、そのカードを墓地に置く代わりに追放されます。
誘発型能力:
このカードが追放されたとき、そのオーナーは、マナ・コストではなくマッドネスのコストを支払うことでこのカードを唱えてもよいです。
マッドネスは、カードを捨てる際にマッドネス・コストを支払えば唱えることができる、というメカニズムです。トーメントで初登場し、さまざまなセットで再登場しました。
ジャンド・マッドネス:手札は投げ捨てるもの(レガシー)|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト (mtg-jp.com)
マッドネスを持つカード一覧
エインジーの荒廃者
吸血鬼・狂戦士であり、攻撃強制、攻撃時の手札の入れ替え、およびマッドネスを持っています。
攻撃強制: エインジーの荒廃者は各戦闘で可能なら攻撃します。攻撃時に手札を捨て、その後カード3枚を引きます。 |
精神病棟の訪問者
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札にカードがない場合、あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失います。 マッドネス (1)(黒)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。 あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。) このクリーチャーは3/1のパワーとタフネスを持ち、ドロー能力とマッドネスの組み合わせが特徴です。相手の手札を空にすれば、相手のアップキープ時にドローできるため、手札破壊との相性も良い |
日を浴びるルートワラ
能力: パンプアップ: ターン終了時まで、日を浴びるルートワラは+2/+2の修整を受けます。 マッドネス: あなたがこのカードを捨てる場合、これを追放領域に捨てます。そうした場合、マッドネス・コストで唱えるか、墓地に置くことができます1。 このカードは、1マナで1/1のトカゲを持ち、マッドネス経由で緑マナを生み出せないデッキでも唱えることができるため、マッドネスデッキでよく採用されています |
癇しゃく
効果: クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とします。対象に3点のダメージを与えます。 マッドネス: あなたがこのカードを捨てる場合、あなたはそれをあなたの墓地に置く代わりに、マッドネス・コストでそれをプレイしてもよい1。 このカードは、相手のクリーチャーやプレインズウォーカーを攻撃する際に使える効果的なダメージ呪文です。 |
尊大なワーム
尊大なワーム 色 緑 コスト (3)(G)(G) カードタイプ クリーチャー サブタイプ ワーム レアリティ アンコモン カードテキスト トランプル マッドネス(2)(緑)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。) |
堂々巡り
相手の呪文を打ち消すために墓地のカードを利用する戦略的なカウンター呪文です。また、マッドネスの特性を持つため、手札から捨てることで効果的に使えます。 |
終末の苦悶
相手のクリーチャーを確実に除去するカードとして使えます。また、マッドネスのメカニズムを活用して、手札から唱えることもできます |
猛火のルートワラ
効果: ターン終了時まで、猛火のルートワラは+2/+0の修整を受けます。毎ターン1回しか起動できません。また、マッドネス(0)を持っており、このカードを捨てる場合、追放領域に捨てることができます |
マッドネスデッキ
ヒストリック ラクドス・マッドネス (2021年8月29日)
メインボード | サイドボード |
土地(20)
3 《沼》 クリーチャー(22) 4 《猛火のルートワラ》 呪文(18) 4 《信仰無き物あさり》 相棒(1) 1 《夢の巣のルールス》 |
2 《マグマの媒介者》 3 《魂標ランタン》 4 《思考囲い》 2 《致命的な一押し》 1 《大群への給餌》 2 《コラガンの命令》 |