MTG スタンダード ボロス召集/Boros Convoke

今回の記事はMTG  ボロス召集/Boros Convokeをご紹介します。

MTG ボロス召集/Boros Convoke について知りたい。どんなカードがあるのか知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

ボロス召集/Boros Convoke解説

ボロス召集(Boros Convoke)は、白赤(ボロス)の色を中心に構築されたアグレッシブなデッキアーキタイプで、主にスタンダード環境で注目されています。このデッキは「召集」メカニズムを活かして、低コストで強力なクリーチャーを展開し、早期に大きなボードプレゼンスを獲得するのが特徴です。

例えば、《イーオスの遍歴の騎士》は召集を活かして手札補充とクリーチャー展開を一度に行えるカードで、戦略の中核となります。また、《イモデーンの徴募兵》の能力でクリーチャーを強化し、一斉攻撃で相手を圧倒する動きが強力です。

イーオスの遍歴の騎士イモデーンの徴募兵

さらに、《上機嫌の解体》で複数のトークンを生成することで、召集のコストを効率的に支払うだけでなく、追加の展開力を持たせることが可能です。盤面を広げつつ、相手の除去を超えるプレッシャーをかけるというバランスが魅力的です。

ボロス召集デッキの強みと弱み

ボロス召集デッキの強みは、その圧倒的な展開力です。召集メカニズムを活用することで、低マナでクリーチャーを一気に横並びさせたり、《イーオスの遍歴の騎士》を早期に展開できる点が最大の魅力です。盤面を制圧し、《イモデーンの徴募兵》による全体強化で一気にダメージを与える攻撃が効果的です。また、召集によるマナコスト軽減があるので、テンポを保ちながら強力なカードをプレイできる柔軟性も強みといえます。

しかし、弱点も存在します。例えば、全体除去呪文(《害獣駆除》や《危難の道》など)に非常に弱く、一度クリーチャーが流されると復旧が難しくなることが挙げられます。また、クリーチャーを大量に並べる戦術が前提のため、序盤の除去に依存するデッキや高速アグロに対しての対応が難しい場合もあります。

他の召集デッキとボロス召集の違い

ボロス召集と他の召集デッキの最大の違いは、「アグレッシブな攻撃力」と「横展開のスピード」にあると言えるでしょう。他の召集デッキも展開力を持っていますが、ボロス召集はその中でも特に速さと強力さに焦点を置いたものです。

例えば、ジェスカイ召集は白赤青の色を使い、青マナを利用して手札を補充したり、遠眼鏡のセイレーンを活用して地図トークンを生成したりします。そのため、ボロス召集よりもコントロール要素が強くなる傾向があります。一方、ボロス召集は《上機嫌の解体》や《イーオスの遍歴の騎士》を中心にしたテンポ重視の戦略が主流で、ジェスカイ召集よりも攻撃に特化しています。

他の召集デッキ、例えばモノホワイト召集は防御的な動きやシナジーに重点を置き、《毅然たる援軍》などを活用して全体強化を行います。これに対して、ボロス召集は赤マナの爆発的な展開力を加えることで、早期決着を狙いやすい構成になっているのが大きな特徴です。

召集デッキで勝つための戦略

召集デッキで勝つための戦略は、いかに効率的にクリーチャーを展開し、最大限のアドバンテージを活かして攻撃を仕掛けるかが鍵となります。ボロス召集を例に以下のポイントを挙げます:

  1. 初動の安定性を確保 1ターン目に《ひよっこ捜査員》や《ヴォルダーレンの美食家》など、アーティファクト生成ができるクリーチャーをプレイすることで、召集のコストを払いやすくします。この動きは2ターン目以降の盤面展開に直結します。
  2. 2ターン目の爆発力 《上機嫌の解体》で大量のトークンを生成し、《イーオスの遍歴の騎士》を召集で早期に場に出す。これでクリーチャー数とサイズが一気に増し、攻撃的なプレッシャーを与えられます。
  3. 横展開からの強化 《イモデーンの徴募兵》や《門道急行の事件》で横並びしたクリーチャーを強化し、速攻を与える。特に《門道急行の事件》は除去と全体強化の両方を兼ね備えており、攻撃を決定的にするカードです。
  4. 相手の全体除去への対応 《毅然たる援軍》を使い、全体除去後に復旧する戦略を組む。盤面が流されたとしても即座に次の攻撃を準備できます。
  5. 致死量のダメージを意識 勝利に必要なダメージ量を逆算して、必要以上に展開しすぎないことも重要です。相手の除去が手薄なタイミングで《イモデーンの徴募兵》による速攻で一気に詰めるのが理想的です。

スタンダード ボロス召集/Boros Convoke デッキリスト

フォーマット スタンダード マジックオンライン 2025/07/12 Standard Challenge 32 5th Place

ボロス召集/Boros Convoke
メインボード(60) サイドボード(15)
土地(21)
4《戦場の鍛冶場》
4《感動的な眺望所》
1《ミレックス》
3《山》
5《平地》
4《サンビロウの境界》
クリーチャー(26)
2《見捨てられた人形、アラベラ》
4《イモデーンの徴募兵》
4《イーオスの遍歴の騎士》
4《入れ子ボット》
4《ひよっこ捜査員》
4《毅然たる援軍》
4《内なる空の管理人》
呪文(13)
4《門道急行の事件》
2《「竜騎士」の両手槍》
4《上機嫌の解体》
2《画家の仕事場/汚された画廊》
1《塔の点火》
4《エイヴンの阻む者》
3《邪悪を打ち砕く》
2《炎魔法》
3《安らかなる眠り》
3《塔の点火》
戦場の鍛冶場 感動的な眺望所 ミレックス
山 平地 サンビロウの境界
見捨てられた人形、アラベラ イモデーンの徴募兵 イーオスの遍歴の騎士
入れ子ボット ひよっこ捜査員 毅然たる援軍
内なる空の管理人 門道急行の事件 「竜騎士」の両手槍
上機嫌の解体 画家の仕事場/汚された画廊 塔の点火

参照元Standard Challenge 32 | Decklists | Magic: The Gathering Online