今回の記事はMTG ナヤユウナ/Naya Yuna をご紹介します。
ナヤユウナはスタンダード環境で注目されているアーキタイプのひとつです!その核となるカードは《スピラの希望、ユウナ》という強力なクリーチャー。ターン終了時に墓地からエンチャントを戦場に戻す能力を持ち、リアニメイト戦略を活かす形で構築されています。
ユウナデッキでは、エンチャント・クリーチャーのトランプルや絆魂能力を活かしながら墓地との組み合わせを重視しており、《ボイラービルジの大主》のようなカードを釣り上げて対戦相手に直接ダメージを与えたり、ライフを回復したりするアクションが可能です。
構築には、《逸失への恐怖》や《幻獣との交わり》といった墓地活用カードが含まれており、墓地にカードを送る能力を組み込むことでユウナのコンボを成立させる設計がされています。
ナヤユウナの戦略は、墓地とエンチャントの活用を中心に据えた、繊細で力強いアプローチを展開します。このデッキの核となる《スピラの希望、ユウナ》は、墓地からエンチャントを戦場に戻す能力でゲームをひっくり返す可能性を秘めています。
主な戦略
- 墓地肥やしとシナジー構築:
- 《幻獣との交わり》や《浚渫機の洞察》のようなカードを利用して、エンチャントを墓地に送りつつ次のアクションを整えます。これにより、《スピラの希望、ユウナ》の能力で強力なカードを戦場に戻せます。
- 高火力クリーチャーとのコンボ:
- 《ボイラービルジの大主》のような強力なエンチャント・クリーチャーを墓地から戻し、その特性(絆魂やトランプル)を最大限に活かします。これにより、ライフレースでの優位性を確保します。
- 柔軟な対応力:
- 対戦相手のプレイスタイルに応じて、墓地利用のカードを選択的に使用しつつ、全体除去や追加ドロー効果のある呪文を駆使します。
- サイドボードの有効活用:
- 墓地対策や速攻デッキへの対応として、必要に応じて《審判の日》や《除霊用掃除機》のようなカードを投入します。
勝利への道筋
ナヤユウナは、序盤に墓地をコントロールしつつ、中盤以降にリアニメイト戦略を展開することで相手を圧倒します。そのため、盤面管理とタイミングが非常に重要です。
シナジーの具体例
- 《スピラの希望、ユウナ》 + 《ボイラービルジの大主》 墓地に落ちた《ボイラービルジの大主》を《スピラの希望、ユウナ》の能力でリアニメイトすると、4点のダメージと4点のライフ回復が毎ターン発生します!これでライフレースを優位に進められます。
- 《幻獣との交わり》 + 《浚渫機の洞察》 《幻獣との交わり》を使いエンチャントを墓地に送り、《浚渫機の洞察》で追加ドローを確保。これによりデッキの動きをスムーズにしつつ墓地を整備できます。
- 土地との組み合わせ 《踏み鳴らされる地》や《ハッシュウッドの境界》を活用することで、序盤のマナベースを強化し、中盤以降に強力なエンチャントを連続展開する基盤を作ります。
このようにカード同士の相互作用が複雑で、使いこなせれば非常に強力。特にリアニメイト能力はタイミング次第でゲームを一変させる力を持っています!
ナヤユウナのシナジーをさらに強化するには、墓地と戦場の橋渡しを円滑にし、ゲームプランを最大限に活かす方法を考えることが大切です
戦略を強化する方法
- 墓地へのカード供給を増やす
- 《逸失への恐怖》や《浚渫機の洞察》のような墓地肥やしカードを追加採用することで、《スピラの希望、ユウナ》の能力を安定して活用できます。
- 墓地に落ちたエンチャントの選択肢が増えることで、コンボパターンが豊富になります。
- シナジーの幅を広げるサブテーマを組み込む
- リアニメイト以外にも、《幻獣との交わり》のフラッシュバック能力を活用してアクションを増やすと良いです。
- アーティファクトエンチャントなどの墓地から誘発する新しいカードを加えることで、リアニメイト以外の動きも強化できます。
- マナベースを調整
- ファストランドやショックランドを追加してデッキの動きを滑らかにする。これにより、序盤のスムーズな展開が可能になります。
- 特に境界ランドとショックランドの組み合わせは、マナ固定の柔軟性を持たせる助けになります。
- サイドボードで対策力を強化
- 墓地対策カードへの対応として《縫い目破り》を採用すると、安定性をさらに増すことができます。
- 《除霊用掃除機》や《安らかなる眠り》のような厄介な墓地封鎖カードに迅速に対応するプランを用意。
- プレイングを洗練する
- デッキを回す中で、優先順位を明確化します。例えば、《ユウナ》を早めに確保できるようにドロー系カードを利用したり、リアニメイト対象に最適なカードを意識的に落とす動きに焦点を置くことで、デッキ全体の効率が向上します。
実践時の注意点
- 墓地対策に対する弱点の管理:
- 対戦相手が墓地封鎖カードを投入してくる可能性があります。例えば、《除霊用掃除機》や《安らかなる眠り》などの対策を警戒する必要があります。サイドボードに《縫い目破り》などの回答カードを準備すると、安心して戦えます。
- マナカーブの整備:
- 《浚渫機の洞察》や《幻獣との交わり》で墓地肥やしが進むと、マナベースが乱れる可能性があります。特に赤・緑・白の3色マナを確保するためにショックランドや境界ランドを慎重に配置することが重要です。
- ゲーム速度と優先順位の見極め:
- 対速攻デッキの場合、序盤はライフゲインやエンチャントで耐久力を確保し、中盤以降に《スピラの希望、ユウナ》の能力で形勢を逆転させる計画を立てることが求められます。
- リアニメイト対象の選択:
- 毎ターン安定した選択が必要です。《ボイラービルジの大主》や大型エンチャント・クリーチャーが墓地にある場合は優先的にリアニメイトしつつ、相手の状況に応じて柔軟にプレイを変えるべきです。
フォーマット スタンダード マジックオンライン 2025/08/01 Standard Challenge 32 3rd Place
ナヤユウナ/Naya Yuna | |
メインボード(60) | サイドボード(15) |
土地(25)
2《魂の洞窟》
1《商業地区》
1《優雅な談話室》
2《森》
4《ハッシュウッドの境界》
1《草萌ゆる玄関》
2《山》
1《平地》
3《聖なる鋳造所》
4《始まりの町》
4《踏み鳴らされる地》
クリーチャー(22)
4《逸失への恐怖》
4《ボイラービルジの大主》
4《ミストムーアの大主》
4《召喚:フェンリル》
2《魔導戦士、ティナ》
4《スピラの希望、ユウナ》
呪文(13)
1《花粉の分析》
1《払拭の光》
2《蓄え放題》
4《浚渫機の洞察》
2《縫い目破り》
3《塔の点火》
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2《削剥》
2《アガサの魂の大釜》
1《魂の洞窟》
1《灯を追う者、チャンドラ》
2《敬虔な命令》
1《失せろ》
3《真昼の決闘》
1《塔の点火》
2《勝利の楽士》
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参照元Standard Challenge 32 | Decklists | Magic: The Gathering Online