MTG スタンダード 緑青ミッドレンジ/Simic Midrange

今回の記事はMTG  緑青ミッドレンジ/Simic Midrange をご紹介します。

MTG 緑青ミッドレンジ/Simic Midrangeデッキについて知りたい。どんなカードがあるのか知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

緑青ミッドレンジ/Simic Midrange解説

緑青ミッドレンジ(Simic Midrange)は、青と緑のカラーを活かしたバランス型のデッキタイプです!マナ加速や効率的なクリーチャー展開、そしてコントロール的な要素を取り入れて柔軟な戦術が取れるのが魅力です。

最近の構築では、《繁殖池》や《植物の聖域》といった土地カードで色マナを整えつつ、《名もなき都市の歩哨》や《ラノワールのエルフ》のようなクリーチャーで序盤から圧力をかけられるのが特徴です。また、呪文として《刺突の吐息》や《群れの家宝》が採用され、状況に応じて効率的にアドバンテージを得られる工夫がされています。

(151)《刺突の吐息/Piercing Exhale》[TDM] 緑C

このデッキの戦略

緑青ミッドレンジ (Simic Midrange) の戦略は、その柔軟性と効率性を生かしたプレイスタイルが特徴です。以下に、基本的な戦略をまとめてみました!

1. マナの効率化とリソース確保

緑青のデッキでは、序盤にマナを効率的に使ってリソースを伸ばします。《名もなき都市の歩哨》や《ラノワールのエルフ》のようなカードは、早いターンから強力な動きを可能にします。また、《植物の聖域》や《繁殖池》のような優れた土地カードでマナ基盤を整えるのも非常に重要です。

2. 生存力の高いクリーチャー展開

このデッキには、生存性が高いクリーチャーが採用されています。例えば、《鋭い目の管理者》や《遺伝子変異の成虫》のようなクリーチャーは、攻撃的なプレッシャーをかけながら相手の妨害にも対応できます。

3. 状況に応じた呪文の活用

《刺突の吐息》や《群れの家宝》などのカードは、アドバンテージを得たり、相手のクリーチャーを適切に処理するために使用します。これにより、ゲーム中盤で優位性を保ちながらプレイすることが可能です。

4. 相手の動きへの柔軟な対応

このデッキの魅力は、対戦相手に応じて柔軟に戦略を変更できる点です。例えば、相手がアグロデッキならば《刺突の吐息》で相手を遅らせ、コントロールデッキ相手には《亭主の才能》で相手のキー呪文を牽制するなど、適切に対応できます。

特に気をつけるべきは、相手のデッキに合わせたプランニングとリソース管理です。このような柔軟性と効率性が、緑青ミッドレンジの最大の強みと言えるでしょう。

緑青ミッドレンジの弱点

緑青ミッドレンジ (Simic Midrange) の弱点は、状況に応じた柔軟性の高さゆえにいくつかの限界もあることが挙げられます。以下に主な点をまとめてみます

1. 対速攻デッキ

緑青ミッドレンジは序盤でマナ加速を重視する構成が多いので、速攻デッキ(アグロ系)に対しては序盤で押し切られる可能性があります。《刺突の吐息》などの除去が間に合わず、リソースを整える前にゲームが終了してしまうことがあります。

2. 領域制圧力の不足

赤や黒を含むデッキほど強力な全体除去カードが少ないため、相手が多くのクリーチャーを展開する戦術に対しては不利に働くことがあります。特にトークン生成デッキやエルフのような「ワイドに展開」する戦術は要注意です。

3. 単体除去への脆弱さ

多くの緑青ミッドレンジは、リソース効率の良いが数が限られた強力なクリーチャーに依存する傾向があります。そのため、《滅び》や《流刑への道》といった単体除去カードでクリーチャーを次々に失うと、一気にテンポを崩されてしまいます。

4. カウンターデッキへの脆弱性

緑青はコントロールに強いわけではなく、カウンターベースのデッキや、クリーチャーを展開する前にゲームプランを崩される戦術には対応が難しいことがあります。

戦術の弱点を補うために、サイドボードの選択が重要です!例えば、速攻デッキに対して《呪文貫き》や《除霊用掃除機》を採用することで対応力を高めたり、リソース勝負に強いカードを入れるなどが有効です。

 

成績
2025年7月25日以降、緑青ミッドレンジ (Simic Midrange) が複数の大会で活躍しています

晴れる屋仙台店で行われたプレインズウォーカー・シリーズ大会では、Otsuki Kentaroさんが成績 3-0。

マジックオンラインでは、Standard Challenge大会でHamudaさんが2回連続でTOP4入りしました。

同じくマジックオンライン大会で、djbmppwnsさんが 2nd Placeを獲得しました。

 

スタンダード  緑青ミッドレンジ/Simic Midrange デッキリスト

  • フォーマット  スタンダード  マジックオンライン 2025/08/02  Standard Challenge 32  4th Place
緑青ミッドレンジ/Simic Midrange
メインボード(60) サイドボード(15)
土地(23)
4《植物の聖域》
4《繁殖池》
5《森》
2《島》
2《眠らずの蔓茎》
2《魂石の聖域》
4《ウィローラッシュの境界》
クリーチャー(28)
2《棘を播く者、逆棘のビル》
2《永劫の好奇心》
4《フラッドピットの溺れさせ》
3《遺伝子変異の成虫》
4《ラノワールのエルフ》
3《ウロボロイド》
2《脚当ての補充兵》
3《名もなき都市の歩哨》
4《遠眼鏡のセイレーン》
1《神出鬼没の狩人、スーラク》
呪文(9)
3《薮打ち》
4《洪水の大口へ》
2《地底のスクーナー船》
2《受け継ぎし地の開墾》
3《排撃の変異》
3《漁る軟泥》
1《神出鬼没の狩人、スーラク》
2《ティシャーナの潮縛り》
4《声も出せない》
植物の聖域 繁殖池 森
島 眠らずの蔓茎 魂石の聖域
ウィローラッシュの境界 棘を播く者、逆棘のビル 永劫の好奇心
フラッドピットの溺れさせ 遺伝子変異の成虫 ラノワールのエルフ
ウロボロイド 脚当ての補充兵 名もなき都市の歩哨
遠眼鏡のセイレーン 神出鬼没の狩人、スーラク 薮打ち
洪水の大口へ 地底のスクーナー船

参照元Standard Challenge 32 | Decklists | Magic: The Gathering Online