今回の記事はMTG パイオニア スピリット/Spiritをご紹介します。
スピリット/Spirit解説
パイオニアフォーマットのスピリットデッキは、青白(アゾリウス)スピリットが人気で、フライングクリーチャーを駆使しつつ相手のアクションを打ち消す戦術が特徴です。
例えば、《霊廟の放浪者》や《呪文捕らえ》のようなカードがよく使われます。《霊廟の放浪者》は序盤に攻撃力を上げてプレッシャーをかけ、《呪文捕らえ》は相手のキーカードをキャッチしてテンポを維持します。また、《鎖鳴らし》はスピリットに呪禁を与え、除去から守る重要な役割を持っています。
さらに、サイドボードの柔軟性がアーキタイプの強みで、《真昼の決闘》や《邪悪を打ち砕く》などのカードで幅広いデッキに対応できます。
パイオニアのスピリットデッキは、独特な戦術的強みを持つテンポデッキで、以下のポイントが際立っています：
- 飛行でのクロックパーミッション: 多くのスピリットクリーチャーは飛行を持ち、高速攻撃でテンポを稼ぎます。《霊廟の放浪者》や《鎖鳴らし》などで対戦相手の除去を回避しつつ攻撃を仕掛けることが可能です。
- 妨害能力: 《呪文捕らえ》のように、相手の重要なカードをキャッチすることで相手の展開を遅らせ、優位を保ちます。また、《喝破》などのカウンター呪文を使うことで、相手の行動を封じる柔軟性があります。
- ロード効果による強化: 《至高の幻影》や《無私の霊魂》などでスピリットクリーチャーを強化しつつ戦うのが大きな特徴で、攻撃力を高めて速攻勝利を目指します。
- サイドボードの幅広い対応力: サイドボードには《ポータブル・ホール》や《軽蔑的な一撃》のようなカードが含まれており、多様なデッキに対して戦略を柔軟に変更できます。
このデッキの戦術は、テンポコントロールと部族シナジーを組み合わせることで、一貫して圧力をかけるという点で非常に強力です
パイオニアフォーマットでのスピリットデッキのプレイング戦術は、そのテンポと妨害能力を最大限に活かすことが求められます。
- クロックの展開 《霊廟の放浪者》や《鎖鳴らし》を最初に展開し、早期に飛行クリーチャーで攻撃してプレッシャーを与えます。相手に妨害を迫ることで、こちらのテンポを維持しやすくなります。
- 相手の動きを牽制する妨害 《呪文捕らえ》や《喝破》を駆使して相手の鍵となる呪文を妨害し、ゲームテンポを遅らせます。これにより相手がリソース不足になることを狙います。
- シナジーを活かした保護 《鎖鳴らし》を使ってスピリットを除去から守るとともに、相手ターンにクリーチャーを瞬速で追加してサプライズ攻撃を仕掛けます。
- ロードクリーチャーでの強化 《永劫の好奇心》などのロード効果で部族シナジーを強化し、攻撃力を倍増させます。速攻での勝利を目指す重要な鍵となるカードです。
- サイドボーディング戦略 サイドボードには《ポータブル・ホール》や《軽蔑的な一撃》を採用し、コントロールデッキやコンボデッキに柔軟に対応します
パイオニア スピリット/Spirit デッキリスト
フォーマット パイオニア マジックオンライン 2025/06/07 Pioneer Challenge 32 2nd Place
| スピリット/Spirit | |
| メインボード(60) | サイドボード(15) |
|
土地(24)
4《アダーカー荒原》
1《皇国の地、永岩城》
4《神聖なる泉》
4《連門の小道》
1《島》
3《変わり谷》
1《天上都市、大田原》
2《平地》
4《金属海の沿岸》
クリーチャー(22)
2《永劫の好奇心》
4《霊廟の放浪者》
4《鎖鳴らし》
4《スカイクレイブの亡霊》
4《呪文捕らえ》
4《至高の幻影》
呪文(14)
4《喝破》
3《ポータブル・ホール》
3《幽霊による庇護》
2《呪文貫き》
2《放浪皇》
|
2《耳の痛い静寂》
2《石の宣告》
1《ポータブル・ホール》
2《安らかなる眠り》
1《別行動》
1《救済の波濤》
1《放浪皇》
1《トカシアの歓待》
4《婚礼の発表》
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
参照元Pioneer Challenge 32 | Decklists | Magic: The Gathering Online
パイオニア スピリット/Spirit注目カード
| 幽霊による庇護 | |
|
|
| 色 | 白 |
| コスト | (1)(W) |
| カードタイプ | エンチャント |
| サブタイプ | オーラ |
| レアリティ | アンコモン |
| カードテキスト | エンチャント（あなたがコントロールしているクリーチャー） 幽霊による庇護が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント１つを対象とする。幽霊による庇護が戦場を離れるまで、それを追放する。 エンチャントしているクリーチャーは＋１/＋０の修整を受け、絆魂と護法{2}を持つ。 |
| セット名 | ダスクモーン：戦慄の館 |
《幽霊による庇護/Sheltered by Ghosts》はエンチャント—オーラカードで、対戦相手がコントロールしている土地以外のパーマネントを一時的に追放しつつ、エンチャントしているクリーチャーを強化します.
このカードは、+1/+0修整に加え絆魂と護法(2)を持たせ、クリーチャーを除去から守りつつライフレースで有利を得る手段として活用できます
