MTG パイオニア スケープシフト/Scapeshift

今回の記事はMTG    パイオニア  スケープシフト/Scapeshiftをご紹介します。

MTG    パイオニア   スケープシフト/Scapeshiftについて知りたい。どんなカードがあるのか知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

スケープシフト/Scapeshift解説

「スケープシフト/Scapeshift」は、MTGの中でも特に人気のあるコンボカードの一つです!このカードは、望む数の土地を生け贄に捧げ、その数以下の枚数の土地カードをライブラリーから直接戦場にタップ状態で出す、という強力な効果を持つソーサリー。「溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle」コンボでは、6つ以上の山を場に出すことで追加のダメージをプレイヤーやクリーチャーに与えられる仕組みです。このデッキでは、土地加速やカードドローを駆使して早期に必要な土地を揃え、「スケープシフト」で一気にゲームを終わらせる戦略が主流です。

【Foil】《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》[ZEN] 土地R

また、「死者の原野/Field of the Dead」とのシナジーを利用するデッキもあり、タップインした際に黒いゾンビ・クリーチャートークンを生成して大量展開する戦術も人気です。このタイプでは名前の異なる土地をいかに効率よく揃えるかが鍵になります。

 

スケープシフトの効果

[効果の詳細]

  • 好きな数の土地を生け贄に捧げ、その後、デッキからその数以下の土地を探して場にタップ状態で出します。
  • タップ状態で出るため、そのターン中のマナ加速としては使えません。ただし、この効果で選べる土地はどんな種類でもOKなので、重要なシナジーを持つ土地を一度に揃えるのが強力な使い方となります。

この効果には以下のような特徴があります:

  • カードの消費について: 生け贄に捧げた土地はその場から消えますが、新しい土地が場に出るためカード的には損失がありません。特に土地の効果をトリガーさせるシナジーデッキで、その真価を発揮します。
  • 相手に対応させにくい: 生け贄に捧げるのは効果の一環であり追加コストではないため、打ち消された場合でも土地は失われません。また、コンボ系フィニッシュに向かう確率が高いので、相手はその対応に苦労します。

「スケープシフト」は巧妙な土地の配置で大きなゲームプランを作り出すカードです!

スケープシフトを使った効果的な戦術

「スケープシフト」の効果的な戦術を考えると、戦略はデッキのシナジーと環境の特性によります。このカードを中心に組まれるデッキは土地を使ったコンボを軸にしているため、以下の戦術が特に強力です:

 

妨害への対策手法

  1. カウンターやハンデスへの対策
    • 対戦相手が「否認」や「ドビンの拒否権」を使う場合、「夏の帳」はこれらを無効化しつつ「スケープシフト」を守る重要なカードとなります。
    • ハンデス(例えば「思考囲い」)に対しては、カードドローの多い構築でリカバリーを狙うのが良いでしょう。
  2. 墓地対策カードへの対策
    • 「安らかなる眠り」や「未認可霊柩車」は「見事な再生」コンボを妨害する危険性があります。これらの置物に対しては「耐え抜くもの、母聖樹」や「羅利骨灰」で破壊していくことが基本です。
  3. ランドを狙った破壊や制限への対策
    • 「廃墟の地」や「減衰球」のような土地破壊に備え、「隠された死滅都市」を活用した再展開が可能です。
    • 「土地のタイプ」や「誘発型能力」を封じるクリーチャーは、しっかり除去で対処する必要があります。

  1. 呪文やトークン生成の妨害
    • 瞬速クリーチャーを用いる妨害に対しては、「思考囲い」や適切な除去で対応する戦略が有効です。
    • 「洞窟探検」や「風景の変容」のプレイタイミングを慎重に調整し、妨害をかわしながら進めることも重要です。

 

1. ヴァラクート・コンボ (Valakut, the Molten Pinnacle)

この戦略は、以下のようにして爆発的な火力を生み出します:

  • 必要条件:デッキに「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」と「山」が含まれていること。
  • 手順
    1. 土地を十分に揃えるランプ戦略でマナを加速。
    2. 「スケープシフト」を唱え、山を含む必要な土地を一度に戦場に出す。
    3. 「ヴァラクート」の誘発型能力が複数回トリガーし、強力なダメージをプレイヤーやクリーチャーに与える。

2. 死者の原野コンボ (Field of the Dead)

こちらはトークン戦略を軸にしたプランです:

  • 必要条件:「死者の原野」と名前の異なる土地を揃えること。
  • 手順
    1. ランプカードを使い、7種類以上の異なる名前の土地を準備。
    2. 「スケープシフト」で必要な土地を一度に揃え、「死者の原野」の能力を誘発。
    3. トークンが大量に生成され、それを使ってゲームを制圧。

3. パイオニア環境での無限マナ・ループ

パイオニアでは、「洞窟探検/Spelunking」と「見事な再生/Splendid Reclamation」を使った無限マナコンボが注目されています。

  • 必要条件:「洞窟探検」と特定の土地が場にあること。
  • 手順
    1. 土地を生け贄に捧げて「スケープシフト」を使用。
    2. 必要な土地を墓地に落とし、「見事な再生」でアンタップ状態で土地を戦場に戻す。
    3. ループを繰り返すことで無限にマナを生み出し、最終的に相手を一撃で倒す火力カードなどで勝利。

重要なポイント

  • 戦術を成功させるためには、土地を効率よく揃えるための加速カードが重要です。「成長のらせん」や「迂回路」のようなカードはデッキ構築の基本になります。
  • 対戦相手の妨害への耐性を考慮し、「否認/Negate」や「夏の帳/Veil of Summer」を採用することで対策を練るのが鍵です。

 

パイオニア  スケープシフト/Scapeshiftデッキリスト

フォーマット  パイオニア  マジックオンライン  Pioneer Preliminary  2025/06/27  3rd Place

スケープシフト/Scapeshift
メインボード(80) サイドボード(15)
土地(40)
4《斡旋屋一家の潜伏先》
3《舞台座一家の中庭》
4《寓話の小道》
9《森》
4《島》
3《睡蓮の原野》
4《貴顕廊一家の劇場》
2《カーフェルの港》
4《土建組一家の監督所》
2《沼》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
クリーチャー(26)
4《事件現場の分析者》
4《樹上の草食獣》
1《巨大な空亀》
4《水蓮のコブラ》
4《森の轟き、ルムラ》
4《復活した精霊信者、ニッサ》
1《樹海の幻想家、しげ樹》
1《タッサの神託者》
3《異邦の詩人》
呪文(14)
4《記憶の氾濫》
2《海の神のお告げ》
4《風景の変容》
4《洞窟探検》
1《乱伐者、ボニー・ポール》
2《耐え抜くもの、母聖樹》
2《致命的な一押し》
2《喉首狙い》
1《ナーセットの逆転》
3《否認》
2《三歩先》
1《産業のタイタン》
1《空を放浪するもの、ヨーリオン》
斡旋屋一家の潜伏先 舞台座一家の中庭 寓話の小道
森 島 睡蓮の原野
貴顕廊一家の劇場 カーフェルの港 土建組一家の監督所
沼 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 事件現場の分析者
樹上の草食獣 巨大な空亀 水蓮のコブラ
森の轟き、ルムラ 復活した精霊信者、ニッサ 樹海の幻想家、しげ樹
タッサの神託者 異邦の詩人 記憶の氾濫
海の神のお告げ 風景の変容 洞窟探検

参照元Pioneer Challenge 32 | Decklists | Magic: The Gathering Online

パイオニア スケープシフト/Scapeshift デッキ 注目カード

風景の変容/Scapeshift
コスト (2)(G)(G)
カードタイプ ソーサリー
レアリティ 神話レア
カードテキスト 望む数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、その数以下の枚数の土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。

「風景の変容/Scapeshift」は、MTGの中でも非常に戦略性の高いカードです!このソーサリーは、好きな数の土地を生け贄に捧げ、その数以下の土地カードをライブラリーからタップ状態で戦場に出す効果を持ちます。主にコンボデッキで活用されることが多く、その柔軟性と強力さから特に注目されています。「「溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle」とのコンボでは、山を6つ以上場に揃えることで爆発的なダメージを与えられます。また、「死者の原野/Field of the Dead」を用いる場合は、異なる名前の土地を戦場に出すことで大量のゾンビトークンを生成する戦術が可能になります。ランプ戦略や墓地利用カードとも相性が良いです。