MTG レガシー スタイフルノート/Stiflenought

今回の記事はMTG    レガシー スタイフルノート/Stiflenoughtをご紹介します。

MTG    レガシー スタイフルノート/Stiflenoughtについて知りたい。どんなカードがあるのか知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

スタイフルノート/Stiflenought解説

「スタイフルノート(Stiflenought)」はレガシーで人気のあるコンボデッキで、《ファイレクシアン・ドレッドノート》の強力なサイズ(1マナで12/12トランプル)を《もみ消し》などのカードでデメリットを無効化し、戦場に展開する戦略を中心としています。以下は基本的な解説です:

  1. 主要コンボの流れ
    • 《ファイレクシアン・ドレッドノート》をキャストします。このクリーチャーには、戦場に出たときにパワー12以上のクリーチャーを生け贄に捧げるという条件がついています。
    • その条件を《もみ消し》や《計略縛り》、《激しい叱責》といった誘発型能力を無効にする呪文で打ち消すことで、12/12トランプルクリーチャーをたった1マナで運用可能にします。

もみ消し激しい叱責

  1. 特徴的なサポートカード
    • 《渦まく知識》や《思案》でドローとデッキトップ操作を行い、キーパーツを素早く揃えます。
    • 《意志の力》や《目くらまし》で、相手の干渉を防ぎつつ、コンボを安全に通します。
    • サイドボードに《倦怠の宝珠》を採用し、《ファイレクシアン・ドレッドノート》のデメリットを完全になくす動きも人気です。

  1. ゲームプラン
    • 序盤は《もみ消し》や《不毛の大地》で相手を妨害しつつ、《ファイレクシアン・ドレッドノート》コンボを狙います。
    • 中盤から終盤にかけては、ドレッドノートを安全に着地させた後、2回の攻撃でゲームを終わらせるのが理想的です。

《ウルザの物語》や《激しい叱責》といった強力なサポートカードの追加により、デッキの多様性がさらに広がりました。デッキ構築には青を主軸とするコントロール要素も織り込まれており、妨害とフィニッシュのバランスが取れたプレイングが求められます。

激しい叱責

スタイフルノートの対策方法

スタイフルノートを攻略するには、相手のコンボを妨害しつつ、自身のプランを進めることが重要です!以下に対策方法をいくつか挙げてみました

1. 妨害を活用

  • カウンター呪文: 《もみ消し》や《ファイレクシアン・ドレッドノート》を妨害するため、青系デッキであれば《呪文貫き》や《意志の力》が強力です。
  • 手札破壊: 《強迫》や《思考囲い》を使って、相手のコンボパーツを奪う戦術も有効です。特にゲーム序盤に効果を発揮します。

2. 除去カード

  • インスタント除去: 《剣を鍬に》や《無垢の血》など、即座に対応できるカードを採用するのがおすすめです。特にスタイフルノートはクリーチャー数が少ないため、効果的。

  • アーティファクト破壊: 《帰化》や《解呪》を活用して、ドレッドノートの着地後に対応する方法も選べます。

3. 置物による対策

  • 《倦怠の宝珠》: 《ファイレクシアン・ドレッドノート》の誘発型能力を無効化するため、このカードは非常に強力です。
  • 《虚空の杯》: 1マナ呪文が多いスタイフルノートに対して強烈な抑制力を発揮します。

4. テンポを奪う

  • 土地破壊: 《不毛の大地》を活用して相手のマナ基盤を妨害することで、コンボのスムーズな展開を遅らせることが可能です。

不毛の大地

5. 代替プランに集中

  • 自分のデッキがビートダウン寄りなら、速やかに攻撃プランを展開して、相手がコンボを揃える前に勝利を目指すのも良い選択肢です。
効果的なプレイング戦略

スタイフルノートに対して効果的なプレイング戦略を築くには、状況判断力とリソース管理が鍵となります。

1. リソース管理とカウンタータイミングの見極め

  • スタイフルノートのプレイヤーは通常、コンボパーツが揃うまで妨害カードを温存します。これを逆手に取り、序盤はフェイント的なカードを使ってカウンターを引き出し、後の重要な場面でプレッシャーをかけるようにしましょう。
  • 例えば、《もみ消し》が想定される場合、こちらの除去呪文を誘発能力に合わせて使用するのではなく、状況を見て相手を焦らせる動きが有効です。

2. 相手のマナベースを攻撃する

  • 《不毛の大地》を使った土地破壊は、特にスタイフルノートのようなコンボデッキに対して効果的です。彼らの1マナ呪文が止まるだけで一気にリズムを奪えます。

3. アグレッシブなプランで圧をかける

  • コンボデッキはタイムプレッシャーに弱いため、ビートダウンデッキの場合、早い段階から強力なクリーチャーで攻勢をかけましょう。これにより、相手はコンボ完成に集中しづらくなります。

4. サイドボードプランの柔軟性を活用

  • 対応力を高めるため、サイドボードに状況特化カードを入れるのが理想です。以下のような選択肢を検討してみてください:
    • 《虚空の杯》:1マナ呪文を抑制。
    • 《沈黙》や《思考囲い》で相手の計画を妨害。
    • インスタントスピード除去で、《ファイレクシアン・ドレッドノート》に即座に対応。

5. 心理的な駆け引きを大切に

  • スタイフルノートは、相手に最適なタイミングで呪文を使うことを期待しています。そのため、プレイングでブラフやフェイントを用い、相手のリズムを乱すことが成功のカギになります。
プレイング戦略で注意すべきよくあるミス

1. リソースの無駄遣い

  • 《もみ消し》や《激しい叱責》といった重要な妨害カードをタイミングを誤って使うと、後々必要な場面で使用できず、コンボ成功を助けてしまう結果に。焦らず、確実に妨害が必要な場面で使用しましょう。

2. テンポ管理の失敗

  • スタイフルノートはテンポが大切なデッキです。自分の動きが遅れたり、相手のプランに合わせすぎると本来の強みを発揮できません。攻撃や妨害に集中し、相手を積極的にコントロールするのが重要です。

3. プランの見極め不足

  • スタイフルノートはコンボ、コントロール、テンポの要素を持つため、相手のデッキに応じて戦略を柔軟に切り替える必要があります。例えば、《ファイレクシアン・ドレッドノート》をすぐ着地させるか、妨害に集中するかを見極めるのが大事です。

4. 妨害の過信

  • 妨害カードが豊富なデッキですが、それだけに頼りすぎるのも危険です。特に長期戦になるとリソースが不足しがちなので、速やかに勝利への手順を進めるプランニングが求められます。

5. 土地を立てずにプレイ

  • 相手の《不毛の大地》を警戒しつつも、自分の《もみ消し》や《激しい叱責》を常に構えられるよう土地を効率的に使うべきです。青1マナを立てることで相手を圧迫できる点を忘れないようにしましょう。

 

スタイフルノートの強力なコンボ例

1. ドレッドノート+もみ消しコンボ

  • 《ファイレクシアン・ドレッドノート》を1マナでキャストし、12/12トランプルを戦場に出します。
  • 戦場に出た際の誘発型能力を《もみ消し》で無効化!これにより、リスクを伴わず巨大クリーチャーが戦場に残ります。

2. ドレッドノート+激しい叱責コンボ

  • 《激しい叱責》を相手のターン終了時にキャストし、次のターンに《ファイレクシアン・ドレッドノート》を安全に着地。
  • 《激しい叱責》でETB能力を無効化し、瞬速を付与するため戦場で即座に攻撃可能な状態になります!

3. 倦怠の宝珠による総合サポート

  • 《倦怠の宝珠》は誘発型能力を無効化するため、《ファイレクシアン・ドレッドノート》をリスクなく戦場に出す手段として活躍します。

 

4. ウルザの物語+ドレッドノート

  • 《ウルザの物語》のIII章能力で《ファイレクシアン・ドレッドノート》をデッキから直接戦場に出す!
  • 《もみ消し》や《激しい叱責》を構えておくことで、妨害を回避しつつ巨大クリーチャーの登場を実現します。

 

レガシー スタイフルノート/Stiflenoughtデッキリスト

スタイフルノート/Stiflenought
メインボード(60) サイドボード(15)
土地(18)
1《平地》
3《島》
4《溢れかえる岸辺》
1《カラカス》
1《Tundra》
4《不毛の大地》
3《虹色の眺望》
1《行き届いた書庫》
クリーチャー(15)
4《ファイレクシアン・ドレッドノート》
1《厚かましい借り手》
2《門衛のスラル》
2《思慮深き人工知能、キュリー》
4《知りたがりの学徒、タミヨウ》
2《忌まわしき眼魔》
呪文(27)
4《意志の力》
4《渦まく知識》
4《剣を鍬に》
4《思案》
2《もみ消し》
3《目くらまし》
1《時を解す者、テフェリー》
1《虹色の終焉》
3《激しい叱責》
1《記憶への放逐》
1《呪われたトーテム像》
1《相殺》
1《水流破》
1《無のロッド》
1《外科的摘出》
1《封じ込める僧侶》
1《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》
1《否定の力》
1《船殻破り》
1《虹色の終焉》
1《未認可霊柩車》
1《記憶への放逐》
1《海の先駆け》
1《鳴り渡る龍哮の征服者》
1《天界の粛清》
溢れかえる岸辺
カラカス Tundra 不毛の大地
虹色の眺望 行き届いた書庫 ファイレクシアン・ドレッドノート
厚かましい借り手 門衛のスラル 思慮深き人工知能、キュリー
知りたがりの学徒、タミヨウ 忌まわしき眼魔 意志の力
渦まく知識 剣を鍬に 思案
もみ消し 目くらまし 時を解す者、テフェリー
虹色の終焉 激しい叱責 記憶への放逐

参照元レガシー/スタイフルノート/(ヤマダ ユウト,2025/07/13)デッキリスト | 日本最大級 MTG通販サイト「晴れる屋」

レガシー スタイフルノート/Stiflenought注目カード

ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought

《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》[MIR] 茶R
無色
コスト -1
カードタイプ クリーチャー アーティファクト
サブタイプ ドレッドノート
レアリティ レア
カードテキスト トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。

《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》は、非常にユニークなアーティファクト・クリーチャーです。このカードは以下の特性を持っています:

コスト: (1)マナ

パワー/タフネス: 12/12

能力: トランプル

誘発型能力: 戦場に出たとき、パワーが合計で12以上になるよう好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないと、自身を生け贄に捧げる。

一見すると、1マナで12/12のトランプルという驚異的な性能ですが、そのペナルティ能力のため、通常はそのまま使いづらいです。そのため、多くのプレイヤーは以下のようなコンボ戦略でこのカードを活用しています:

誘発能力の打ち消し: 《もみ消し》や《激しい叱責》でETB能力を無効化し、12/12トランプルを維持。

置物との組み合わせ: 《倦怠の宝珠》を利用して誘発型能力そのものを封じる。

ETB能力のタイミングを操作: 《幻視の魔除け》でフェイズ・アウトするなど、クリエイティブな手法も。

また、このカードはその巨大なスタッツだけでなく、背景のデザインやイラストもファイレクシア特有の威圧感や独特な美学が反映されており、コレクターやストーリーファンにも人気です。