今回の記事はMTG レガシー スタイフルノート/Stiflenoughtをご紹介します。
スタイフルノート/Stiflenought解説
「スタイフルノート(Stiflenought)」はレガシーで人気のあるコンボデッキで、《ファイレクシアン・ドレッドノート》の強力なサイズ(1マナで12/12トランプル)を《もみ消し》などのカードでデメリットを無効化し、戦場に展開する戦略を中心としています。以下は基本的な解説です:
- 主要コンボの流れ
- 《ファイレクシアン・ドレッドノート》をキャストします。このクリーチャーには、戦場に出たときにパワー12以上のクリーチャーを生け贄に捧げるという条件がついています。
- その条件を《もみ消し》や《計略縛り》、《激しい叱責》といった誘発型能力を無効にする呪文で打ち消すことで、12/12トランプルクリーチャーをたった1マナで運用可能にします。
- 特徴的なサポートカード
- 《渦まく知識》や《思案》でドローとデッキトップ操作を行い、キーパーツを素早く揃えます。
- 《意志の力》や《目くらまし》で、相手の干渉を防ぎつつ、コンボを安全に通します。
- サイドボードに《倦怠の宝珠》を採用し、《ファイレクシアン・ドレッドノート》のデメリットを完全になくす動きも人気です。
- ゲームプラン
- 序盤は《もみ消し》や《不毛の大地》で相手を妨害しつつ、《ファイレクシアン・ドレッドノート》コンボを狙います。
- 中盤から終盤にかけては、ドレッドノートを安全に着地させた後、2回の攻撃でゲームを終わらせるのが理想的です。
《ウルザの物語》や《激しい叱責》といった強力なサポートカードの追加により、デッキの多様性がさらに広がりました。デッキ構築には青を主軸とするコントロール要素も織り込まれており、妨害とフィニッシュのバランスが取れたプレイングが求められます。
レガシー スタイフルノート/Stiflenoughtデッキリスト
スタイフルノート/Stiflenought | |
メインボード(60) | サイドボード(15) |
土地(18)
1《平地》
3《島》
4《溢れかえる岸辺》
1《カラカス》
1《Tundra》
4《不毛の大地》
3《虹色の眺望》
1《行き届いた書庫》
クリーチャー(15)
4《ファイレクシアン・ドレッドノート》
1《厚かましい借り手》
2《門衛のスラル》
2《思慮深き人工知能、キュリー》
4《知りたがりの学徒、タミヨウ》
2《忌まわしき眼魔》
呪文(27)
4《意志の力》
4《渦まく知識》
4《剣を鍬に》
4《思案》
2《もみ消し》
3《目くらまし》
1《時を解す者、テフェリー》
1《虹色の終焉》
3《激しい叱責》
1《記憶への放逐》
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1《呪われたトーテム像》
1《相殺》
1《水流破》
1《無のロッド》
1《外科的摘出》
1《封じ込める僧侶》
1《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》
1《否定の力》
1《船殻破り》
1《虹色の終焉》
1《未認可霊柩車》
1《記憶への放逐》
1《海の先駆け》
1《鳴り渡る龍哮の征服者》
1《天界の粛清》
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参照元レガシー/スタイフルノート/(ヤマダ ユウト,2025/07/13)デッキリスト | 日本最大級 MTG通販サイト「晴れる屋」
レガシー スタイフルノート/Stiflenought注目カード
ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought |
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色 | 無色 |
コスト | -1 |
カードタイプ | クリーチャー アーティファクト |
サブタイプ | ドレッドノート |
レアリティ | レア |
カードテキスト | トランプル ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。 |
《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》は、非常にユニークなアーティファクト・クリーチャーです。このカードは以下の特性を持っています:
コスト: (1)マナ
パワー/タフネス: 12/12
能力: トランプル
誘発型能力: 戦場に出たとき、パワーが合計で12以上になるよう好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないと、自身を生け贄に捧げる。
一見すると、1マナで12/12のトランプルという驚異的な性能ですが、そのペナルティ能力のため、通常はそのまま使いづらいです。そのため、多くのプレイヤーは以下のようなコンボ戦略でこのカードを活用しています:
誘発能力の打ち消し: 《もみ消し》や《激しい叱責》でETB能力を無効化し、12/12トランプルを維持。
置物との組み合わせ: 《倦怠の宝珠》を利用して誘発型能力そのものを封じる。
ETB能力のタイミングを操作: 《幻視の魔除け》でフェイズ・アウトするなど、クリエイティブな手法も。
また、このカードはその巨大なスタッツだけでなく、背景のデザインやイラストもファイレクシア特有の威圧感や独特な美学が反映されており、コレクターやストーリーファンにも人気です。