今回の記事はMTG タイムレス Mono-Black Control をご紹介します。
Mono-Black Control デッキ解説
Mono-Black Control デッキはタイムレス環境において、その独特なプレイスタイルで魅力的です!このフォーマットでは、従来のカードプールに加え、《暗黒の儀式》や《ネクロポーテンス》といった強力なクラシックカードが活躍することも可能です。
特に注目すべき戦略として、以下のような要素が挙げられます:
- 絆魂とライフ操作: 《アスフォデルの灰色商人》を使用し、信心を活かした強力なライフ変動コンボが可能です。
- プレインズウォーカーの活用: 《忌まわしき干渉者、アショク》や《大いなる創造者、カーン》で妨害やサーチ力を増強。
- リソースの効率的管理: 《ネクロポーテンス》による強力なカード引きがゲームを決定づける。
Mono-Black Controlデッキでは、以下のような重要なカードとその役割があります:
- 《黙示録、シェオルドレッド》:ライフ変動を加速させ、相手にプレッシャーを与える。
- 《暗黒の儀式》:早いターンで大量のマナを生成し、高コストのカードの展開を可能に。
- 《地獄界の夢》:対戦相手のドロー行動にペナルティを与え、じわじわとダメージを蓄積。
- 《ネビニラルの円盤》:盤面を一掃し、試合の流れをリセット。
- 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》:黒マナの供給を最大化し、多数のコストを同時に支払えるように。
これらのカードはデッキのリソース管理や敵の妨害に非常に効果的です。
Mono-Black Control デッキの特徴:
- 黒の強力な妨害力: 《暗黒の儀式》で早い展開を可能にし、《地獄界の夢》などで相手のドローにダメージを与えることで、リソースを制限します。他の色のコントロールが打ち消しに頼るのに対し、黒は直接妨害するカードが多いです。
- ライフ操作と除去力: 《黙示録、シェオルドレッド》や《堕落の触手》のようにライフを操作するカードが豊富で、防御と攻撃が一体化した動きが魅力。他のコントロールデッキにはない特徴と言えます。
- 色事故が少ない: 黒単色であるため、色事故が起きにくく、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》によるマナ基盤の安定性も特徴です。
他のコントロールデッキ(例: 青黒/白青コントロール)との差:
- 打ち消しの頻度: 青を含むデッキは《対抗呪文》などで効率よく相手の行動を妨害します。一方、黒単は打ち消しに依存せず、盤面のコントロールを重視します。
- 全体除去の質: 白青系コントロールは《至高の評決》などの高性能な全体除去を採用することが多いですが、Mono-Black Controlは《ネビニラルの円盤》や《堕落》による柔軟な対応力を持ちます。
- カードアドバンテージ: 青黒コントロールは《思考囲い》などを使用してカードを引きながら盤面を整えますが、Mono-Black Controlは《黙示録、シェオルドレッド》や《不正相続》で安定したアドバンテージを獲得する方法を選ぶ傾向にあります。
プレイスタイルの違い:
Mono-Black Control は、相手を遅延させつつ自分の勝利条件に持ち込むスタイル。他のコントロールデッキよりもクリーチャーに依存しない戦術が特徴的で、粘り強くリソースを管理するスキルが要求されます。
タイムレス Mono-Black Control デッキリスト
プレインズウォーカー(3)
傲慢な血王、ソリン 3
クリーチャー(15)
オークの弓使い 4
分派の説教者 2
薄暮薔薇の棘、ヴィト 3
黙示録、シェオルドレッド 3
血管切り裂き魔 3
ソーサリー(6)
思考囲い 3
大群への給餌 3
インスタント(12)
外科的摘出 2
暗黒の儀式 3
致命的な一押し 4
喉首狙い 3
アーティファクト(2)
一つの指輪 2
土地(22)
ボジューカの沼 2
沼 12
目玉の暴君の住処 2
見捨てられたぬかるみ、竹沼 4
捧げ物の穴 1
屍肉あさりの地 1
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
タイムレス Mono-Black Control デッキ注目カード
血管切り裂き魔 | |
![]() |
|
色 | 黒 |
コスト | (3)(B)(B)(B) |
カードタイプ | クリーチャー |
サブタイプ | 暗殺者 吸血鬼 |
レアリティ | 神話レア |
カードテキスト | 飛行 護法―クリーチャー1体を生け贄に捧げる。 クリーチャー1体が死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。 |
パワー・タフネス | 6 / 5 |
セット名 | カルロフ邸殺人事件 |
《血管切り裂き魔/Vein Ripper》は「カルロフ邸殺人事件」のセットから登場する吸血鬼・暗殺者のカードですね!以下がその特徴です:
マナコスト: (3)(黒)(黒)(黒)
タイプ: クリーチャー – 吸血鬼・暗殺者
能力:
飛行を持つことで空を制圧。
護法: クリーチャー1体を生け贄に捧げることで、対象になりにくい。
死亡時誘発型能力: クリーチャーが死亡するたび、対戦相手は2点のライフを失い、自分は2点のライフを得る。
パワーとタフネス: 6/5
このカードは、飛行による高打点のクロックを提供しつつ、死亡誘発型能力でゲームを有利に進められるのが魅力です。ただし、6マナと重いコストのため、構築では《傲慢な血王、ソリン》を使って踏み倒したり、リミテッドでは試合の流れを大きく変えるフィニッシャーとして活躍します。