今回の記事はMTG 5-Color デッキをご紹介します。
5-Color デッキとは
5色デッキは、特に戦略性が高く、すべての色の強みを活かせる魅力的なデッキタイプですね!例えば、コントロール系の5色デッキ「5Colorアトラクサ」は、環境に適応しやすく、カウンターを打たれなければ勝ちやすいと評価されています。
また、過去には「5CG(5色緑)」や「5CB(5色黒)」といったデッキが競技シーンで活躍し、それぞれの色の特徴を活かした戦略が展開されていました。
5色デッキの戦略は、すべての色の強みを活かしながら、マナ基盤を安定させることが鍵になります。例えば、5色コントロールは、強力なカードを駆使して盤面を制圧し、長期戦に持ち込む戦略が特徴です。また、5Cランプでは、マナ加速を活用して大型クリーチャーを早期に展開し、圧倒的なパワーで勝利を狙います。
マナ基盤の安定化には、多色土地やマナフィルターを活用するのが重要です。例えば、《スパーラの本部》や《ラフィーンの塔》などの3色土地を採用することで、スムーズに5色のマナを供給できます。
5色デッキで成功するためには、マナ基盤の安定化と各色の強みを活かした戦略が重要です。以下のポイントを押さえることで、より強力なデッキを構築できます。
1. マナ基盤の安定化
5色デッキの最大の課題は、すべての色のマナを安定して供給することです。以下のカードを活用すると、スムーズな運用が可能になります
- 多色土地(例:《スパーラの本部》《ラフィーンの塔》)を採用し、色事故を防ぐ。
- マナフィルター(例:《英雄の公有地》《閑静な中庭》)を活用し、特定のカードを唱えやすくする。
- マナ加速(例:《急使の手提げ鞄》《鏡割りの寓話》)を利用し、早い段階で強力なカードを展開する。
2. 各色の強みを活かす
5色デッキでは、各色の特徴を活かした戦略を組み合わせることができます
- 白:盤面制圧とライフゲイン(例:《忠実な護衛、ハジャール》)
- 青:ドローとカウンター(例:《復活したアーテイ》)
- 黒:除去と墓地利用(例:《黙示録、シェオルドレッド》)
- 赤:速攻とダメージ(例:《結ばれた者、ハラナとアレイナ》)
- 緑:マナ加速と大型クリーチャー(例:《グリッサ・サンスレイヤー》)
3. シナジーを活かした構築
例えば、「5色レジェンズ」デッキでは、伝説のクリーチャーを中心に構築し、《統べるもの、ジョダー》の能力で強化する戦略が有効です。また、「5色コントロール」では、《産業のタイタン》を活用し、盤面を制圧する戦略が強力です。
アグレッシブとコントロール
どちらが有効かは、環境やプレイスタイルによって異なります。 一般的に、アグレッシブな5色デッキは、序盤から攻め続けることで相手にプレッシャーをかけ、速い展開で勝利を狙います。一方、コントロール型の5色デッキは、除去や妨害を駆使してゲームを長引かせ、強力なカードで盤面を制圧する戦略を取ります。
アグレッシブ型のメリット
- 速攻性:序盤から攻めることで、相手に対応する時間を与えない。
- プレッシャー:相手のリソースを削りながら、テンポを維持できる。
- シンプルな戦略:攻撃を続けることで、複雑な判断を減らせる。
コントロール型のメリット
- 柔軟な対応力:相手の動きを見ながら、最適なプレイを選択できる。
- 強力なフィニッシャー:長期戦に持ち込むことで、強力なカードを活かせる。
- 安定性:除去やドローを駆使し、ゲームをコントロールできる。
例えば、5Cコントロールは、マナ加速を活用しながら大型クリーチャーや強力な呪文で盤面を制圧する戦略が特徴です。一方で、5色ビートダウンは、各色の強力なクリーチャーを活用し、速攻で勝利を狙うスタイルが有効です
タイムレス 5-Color デッキ デッキリスト
クリーチャー (22)
ボカートの獲物さらい 4
打ちのグール 4
秘蔵の縫合体 4
悲嘆 4
欄干のスパイ 4
大祖始 1
世界棘のワーム 1
ソーサリー (16)
再活性 4
思考囲い 4
アガティームの覚醒 4
這い寄る恐怖 4
インスタント (15)
マラキールの再誕 1
暗黒の儀式 4
生け贄 4
朦朧への没入 2
不敬者破り 4
アーティファクト (7)
金属モックス 4
ゴブリンの放火砲 3
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悲嘆
「悲嘆(Grief)」は、モダンホライゾン2で登場した黒のエレメンタル・インカーネーションです!このカードは、戦場に出たときに対戦相手の手札を公開させ、土地でないカードを1枚選んで捨てさせるという強力なハンデス能力を持っています。また、想起(Evoke)能力を持ち、手札から黒のカードを1枚追放することで、マナを支払わずに唱えることができます。
このカードは、特にモダン環境で猛威を振るい、儚い存在(Ephemerate)とのコンボで1ターン目から相手の手札を複数枚削る動きが強力でした。そのため、2024年8月26日付でモダンおよびレガシーで禁止カードに指定されました。
現在は、ヴィンテージや統率者戦(EDH)では使用可能であり、特にリアニメイト戦略と相性が良いカードとして活躍しています。
再活性
「再活性(Reanimate)」は、黒のソーサリー呪文であり、墓地にあるクリーチャー・カードを戦場に戻す強力なリアニメイト手段です。ただし、そのクリーチャーのマナ総量に等しいライフを失うというデメリットがあります。
このカードは、特にレガシー環境で人気があり、グリセルブランド(Griselbrand)や偉大なる統一者、アトラクサ(Atraxa, Grand Unifier)などの強力なクリーチャーを早いターンで戦場に出すために使われます。また、MTGアリーナではヒストリックで禁止されており、タイムレスとヒストリック・ブロールでのみ使用可能です
思考囲い
「思考囲い(Thoughtseize)」は、黒のソーサリー呪文であり、対戦相手の手札を公開させ、土地でないカードを1枚選んで捨てさせるという強力なハンデス能力を持っています。ただし、使用者は2点のライフを失うというデメリットがあります。
このカードは、特にレガシーやモダン環境で広く採用されており、コントロールデッキやミッドレンジデッキで活躍しています。また、パイオニアやヴィンテージ、統率者戦(EDH)でも使用可能であり、黒を使うデッキではほぼ必須のカードとされています。
ライフ損失のリスクはありますが、序盤から相手のキーカードを落とせるため、ゲームの流れを有利に進めることができるのが魅力です。