MTG スタンダード  オルゾフピクシー/Orzhov Pixie

今回の記事はMTG  オルゾフピクシー/Orzhov Pixieデッキをご紹介します。

MTG  オルゾフピクシー/Orzhov Pixieデッキについて知りたい。どんなカードがあるのか知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

オルゾフピクシー/Orzhov Pixieデッキ解説

 

2025年6月30日 禁止制限告知  スタンダードで《望み無き悪夢》禁止になりました。

白黒(オルゾフ)カラーの特徴を活かして、手札破壊や場のアドバンテージを最大化する戦略が特徴です。特に《養育するピクシー》を活用して、エンチャントやETB効果を何度も使い回す動きがとても魅力的です。

養育するピクシー

例えば、《望み無き悪夢》は序盤で相手の手札を削りながらライフも少しずつ削れるカードで、これを《養育するピクシー》で何度も戻して再利用することで、相手に継続的なプレッシャーをかけられます。また、《ヴェールのリリアナ》はコントロール力を高める優秀なプレインズウォーカーで、このデッキの鍵となるカードです。

オルゾフピクシーデッキの効果的な戦い方

オルゾフピクシーデッキは、手札破壊や除去を繰り返し使うアドバンテージ型の戦略が特徴で、対戦相手に心理的・盤面的なプレッシャーを与えます。

効果的な戦い方:

  • 序盤: 手札破壊カード《望み無き悪夢》を活用し、相手の選択肢を制限します。相手のクリーチャーが展開された場合、《不気味なガラクタ》でタイミング良く除去し、相手のテンポを削ぎましょう。

  • 中盤: 《養育するピクシー》を戦場に出してから《望み無き悪夢》や《勢い挫き》を使い回し、小さなアドバンテージを積み重ねます。また、クリーチャー除去を徹底しながら、プレインズウォーカー《ヴェールのリリアナ》でさらなる盤面制圧を目指します。

  • 終盤: 《不浄な別室/祭儀室》で生成されるデーモン・トークンが大ダメージを与えるので、フィニッシャーとして活用します。さらに、手札破壊で相手のカード資源を枯渇させることで勝利を目指します。

(118)《不浄な別室+祭儀室/Unholy Annex+Ritual Chamber》[DSK] 黒R

対策:

  1. 早めに対処する: 《望み無き悪夢》の効果や《養育するピクシー》の能力が発動する前に、除去や手札破壊で妨害しましょう。インスタント呪文《解呪》を使用してエンチャントを対処するのも有効です。
  2. 速攻デッキを活用: 赤単アグロやボロス召集のような速攻型デッキで早い攻撃を仕掛けると、オルゾフピクシーの準備を遅らせることができます。
  3. 墓地対策カードの採用: 《安らかなる眠り》のようなカードを使い、墓地利用を封じ込めることで《不浄な別室/祭儀室》のトークン生成能力を無力化できます。

オルゾフピクシーデッキのキーとなるカードの効果

キーとなるカードの効果

  • 《養育するピクシー》 このデッキの中心的存在。戦場に出たとき、他のパーマネントを手札に戻す能力があり、ETB(場に出た時)能力を再利用する戦術に欠かせないカードです。これにより、カードごとに違う有益な効果を何度も発動できます。
  • 《望み無き悪夢》 1マナのエンチャントで、相手の手札を削るだけでなくライフを1点失わせる効果を持ちます。これを《養育するピクシー》と組み合わせることで、何度も相手を攻撃し続ける手札破壊戦術が可能です。
  • 《勢い挫き》 クリーチャーが戦場に出るたびにライフを失わせるこのエンチャントも、相手のテンポを削ぎ、勝利への足掛かりとなります。《養育するピクシー》で使い回せるため、プレッシャーを与え続けられます。
  • 《ヴェールのリリアナ》 プレインズウォーカーとして、手札破壊やクリーチャー除去を行います。このカードは、オルゾフカラー特有の遅めの展開を補いつつ相手を妨害するのに優秀です。
  • 《不浄な別室 // 祭儀室》 終盤におけるフィニッシャー!デーモン・トークンを生成し、攻撃力を高めます。《養育するピクシー》との組み合わせで、さらにトークンを量産可能です。
このデッキの効果的なプレイング戦術

序盤: 相手を制限する動き

  1. 《望み無き悪夢》や《勢い挫き》を活用して手札破壊やライフを削る戦術を始動します。
  2. 《不気味なガラクタ》で序盤に展開された相手のクリーチャーを取り除き、テンポを奪います。
  3. 序盤ではこのデッキの除去性能が輝き、相手の戦略を妨害します。

中盤: アドバンテージの積み重ね

  • 《養育するピクシー》を戦場に出してエンチャントを手札に戻し、再度使い回します。この動きで相手との差を少しずつ広げます。
  • 《ヴェールのリリアナ》をプレイして場をコントロールしつつ、盤面アドバンテージを築きます。
  • 小型クリーチャーを並べる相手には《一時的封鎖》で全体除去をすることで有利になります。

終盤: 決定打を打つ

  • 《不浄な別室/祭儀室》でデーモン・トークンを生成し、大ダメージを与えます。
  • 《養育するピクシー》でトークン生成効果を手札に戻し、再利用することでトークンの大量展開を狙います。

プレイングのポイント

  • 必要なカードを適切なタイミングでプレイすることが肝心。除去や妨害を慎重に使って、相手のペースを乱すのが成功への鍵です。
  • 対戦相手のデッキタイプに応じて、柔軟な対応を行いましょう。速攻型の相手には耐える動きを優先し、中盤に逆転する計画を練るのが得策です。
オルゾフピクシーデッキのおすすめコンボ

おすすめコンボ

  1. 《養育するピクシー》 + 《望み無き悪夢》
    • 《養育するピクシー》を使うことで、場に出ている《望み無き悪夢》を手札に戻して何度も再利用可能です。この動きを繰り返すことで、相手の手札を削り、ライフをじわじわ削る恐怖のループを作り出します。
  2. 《養育するピクシー》 + 《一時的封鎖》
    • 戦場に出ている《養育するピクシー》やその他のパーマネントを《一時的封鎖》で追放し、ピクシーの能力で封鎖を手札に戻すことで効果を使い回します。この動きで相手の盤面を封じ込めつつ、さらに悪夢やその他のETB効果を繰り返し発動できます。
  3. 《不浄な別室 // 祭儀室》 + トークン生成
    • 《養育するピクシー》でこの土地カードを手札に戻し、再度プレイすることで、デーモントークンを大量に生成できます。終盤のライフ削りに効果的。
  4. 《ヴェールのリリアナ》 + 墓地シナジー
    • 手札破壊で墓地を肥やし、《ヴェールのリリアナ》の能力を最大限活かします。同時にピクシーでリリアナの能力を守ることで、場をコントロールできます。

 

スタンダード   オルゾフピクシー/Orzhov Pixieデッキリスト

フォーマット スタンダード 2025/06/16 マジックオンライン Standard Challenge 64  4th Place

オルゾフピクシー/Orzhov Pixie
メインボード(60) サイドボード(15)
土地(24)
4《ブリーチボーンの境界》
4《コイロスの洞窟》
4《秘密の中庭》
4《平地》
2《眠らずの城塞》
2《薄暗い裏通り》
4《沼》
クリーチャー(16)
2《跳ねる春、ベーザ》
2《機械の母、エリシュ・ノーン》
4《養育するピクシー》
4《分派の説教者》
4《陽光真珠の麒麟》
呪文(20)
2《失せろ》
4《望み無き悪夢》
4《勢い挫き》
4《逃げ場なし》
4《一時的封鎖》
2《チビボネの加入》
4《強迫》
2《失せろ》
1《喉首狙い》
2《クチルの側衛》
1《ヴェールのリリアナ》
2《第三の道のロラン》
3《安らかなる眠り》
ブリーチボーンの境界 秘密の中庭
眠らずの城塞 薄暗い裏通り
沼 跳ねる春、ベーザ 機械の母、エリシュ・ノーン
養育するピクシー 分派の説教者 陽光真珠の麒麟
失せろ 望み無き悪夢 勢い挫き
逃げ場なし 一時的封鎖 チビボネの加入

参照元Standard Challenge 64 | Decklists | Magic: The Gathering Online

スタンダード  オルゾフピクシー/Orzhov Pixieデッキ 注目カード

逃げ場なし/Nowhere to Run
(111)《逃げ場なし/Nowhere to Run》[DSK] 黒U
コスト (1)(B)
カードタイプ エンチャント
レアリティ アンコモン
カードテキスト 瞬速
逃げ場なしが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-3/-3の修整を受ける。
対戦相手がコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、呪禁を持たないかのように呪文や能力の対象にできる。それらのクリーチャーの護法能力は誘発しない。
セット名 ダスクモーン:戦慄の館

《逃げ場なし》は黒マナで瞬速を持つエンチャントで、除去や対策に非常に有用なカードです。以下にその主な効果と活用ポイントをまとめます:

効果
瞬速: 対戦相手のターン中でもキャスト可能で、戦況に即応できるのが魅力です。

-3/-3修整: 戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体にターン終了時まで-3/-3の修整を与えます。これにより、小型クリーチャーを手軽に除去できます。

呪禁と護法対策: 呪禁を無視してクリーチャーを対象にでき、護法の誘発を無効化します。これにより、高い耐性を持つクリーチャーにも干渉可能です。

活用ポイント
速攻系への対抗策: 小型クリーチャーを持つデッキに対して序盤から有利に立ち回れます。

呪禁や護法に強い: 通常は除去が難しい能力を無視できるため、特定のデッキ対策として役立ちます。