今回の記事はMTG モダン イゼット果敢/Izzet Prowessデッキをご紹介します。
イゼット果敢/Izzet Prowessとは
「イゼット果敢」とは、モダンフォーマットで活躍するデッキの1つです!基本的には青(イゼット)と赤(果敢)をテーマにしたアグロ(速攻)デッキで、小型クリーチャーと呪文の連打を得意とします。
「果敢」とは、このデッキの特徴的なメカニズムであり、呪文を唱えるたびにクリーチャーが強化される能力です。このデッキでは、「スプライトのドラゴン」など、果敢持ちのクリーチャーが多く採用されており、強力な攻撃を短時間で繰り出せます。
イゼット果敢デッキの戦略は、スピードと効率性が鍵で、小型クリーチャーが「果敢」能力を持つため、軽量インスタントやソーサリーを何度も唱えて攻撃力を強化するのが基本です。
例えば、戦略の一つとして、序盤は低コスト呪文で相手を翻弄しつつ、自分の果敢クリーチャーを育てます。クリーチャーが十分に強化されたタイミングで、大ダメージを狙います。
また、場合によっては呪文を「カウンター」することで相手の動きを抑えつつ、自分のリズムを維持するのも有効です。イゼット果敢の魅力は、その攻撃的な性質に加え、柔軟性と適応力にあります。
イゼット果敢デッキの一番の特徴は、スピード感と呪文主体の戦術です。例えば、以下のような点で他のデッキと異なります:
- 爆発的なダメージ 他のアグロデッキと比べても、軽量インスタントやソーサリーで果敢能力をトリガーし、一気に大ダメージを狙える点がユニークです。
- 柔軟性と対応力 コントロールデッキに近い柔軟性を持ち、「カウンター呪文」や「バウンス呪文」で相手の戦略を崩すことも得意です。モノレッドのようなアグロデッキにはない巧みな選択肢が光ります。
- 安定性とコンボ性の両立 多くのデッキが専用コンボに依存する一方で、イゼット果敢は安定してゲームを進めながらもコンボ的な展開が可能です。これにより、状況に応じた柔軟なプレイが可能になります。
こうした要素から、イゼット果敢は速攻デッキとコントロールデッキの中間のような個性的な位置にいると言えます!
モダン イゼット果敢/Izzet Prowessデッキリスト
フォーマット モダン マジックオンライン Modern Challenge 32 2025/05/03 6th Place
イゼット果敢/Izzet Prowess | |
メインボード(60) | サイドボード(15) |
土地(17)
2《乾燥台地》
2《血染めのぬかるみ》
1《焦熱島嶼域》
3《山》
3《沸騰する小湖》
3《蒸気孔》
1《轟音の滝》
2《樹木茂る山麓》
クリーチャー(12)
4《ドラゴンの怒りの媒介者》
4《僧院の速槍》
4《精鋭射手団の目立ちたがり》
呪文(31)
4《コーリ鋼の短刀》
4《表現の反復》
4《溶岩の投げ矢》
4《稲妻》
4《ミシュラのガラクタ》
4《変異原性の成長》
4《定業》
3《暴力的衝動》
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4《記憶への放逐》
2《洪水の大口へ》
3《呪文貫き》
2《外科的摘出》
4《邪悪な熱気》
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参照元モダンチャレンジ32 |デッキリスト |マジック:ザ・ギャザリング オンライン
モダン イゼット果敢/Izzet Prowess デッキ注目カード
ドラゴンの怒りの媒介者 | |
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色 | 赤 |
コスト | (R) |
カードタイプ | クリーチャー |
サブタイプ | 人間 シャーマン |
レアリティ | アンコモン |
カードテキスト | あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、諜報1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたの墓地に置いてもよい。) 昂揚 ― あなたの墓地にあるカードの中に4種類以上のカード・タイプがあるかぎり、ドラゴンの怒りの媒介者は+2/+2の修整を受け、飛行を持ち、各戦闘で可能なら攻撃する。 |
パワー・タフネス | 1 / 1 |
「ドラゴンの怒りの媒介者」は、モダンやレガシーで注目される赤の2マナクリーチャーで、強力な効果を持っています!✨
特徴
自動墓地活用能力 登場時、墓地のカードの種類を活かして「熟慮(Delirium)」を発動すると、その攻撃力が4/4になり、攻防ともに非常に頼りになる存在に!
スピード感 2マナという軽いコストで場に出せるため、ゲーム序盤から積極的に展開可能。軽量呪文が多いデッキには特に相性抜群。
墓地戦略シナジー 「思考囲い」など、墓地を利用するカードとの相性が抜群。これによりイゼット果敢や他の墓地活用型デッキで採用されやすい。
攻撃的な性能 熟慮が発動していなくても、2点ダメージを持つ攻撃力は序盤の場圧力として十分。このカードは、墓地をうまく活用しつつ速攻を狙うデッキで輝く存在です!
「熟慮(Delirium)」は、墓地にあるカードの種類によって発動する特殊な能力です!✨
特徴
カードタイプが4種類必要 土地、クリーチャー、インスタント、ソーサリーなど、墓地に合計4種類のカードタイプがある場合に熟慮能力が発動します。
能力が大幅強化される 熟慮が発動すると、カードが特別な効果を得ることがあります。たとえば、クリーチャーの攻撃力・防御力が強化される、追加の能力が付与されるなど。
墓地とのシナジー 熟慮を活かすデッキでは、墓地にカードを素早く送り込む手段が重要です。「思考囲い」などのカードがよく利用されます。
熟慮は、状況に応じて戦略を柔軟に変えられる要素なので、使いこなすと非常に強力!どんなカードと組み合わせるかによってプレイの幅が広がります