今回の記事は MTG 記憶の氾濫をご紹介します。
記憶の氾濫とは?
記憶の氾濫/Memory Deluge |
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色 | 青 |
コスト | (2)(U)(U) |
カードタイプ | インスタント |
レアリティ | レア |
カードテキスト | あなたのライブラリーの一番上にあるカードX枚を見る。Xはこの呪文を唱えるために支払ったマナの点数に等しい。そのうち2枚をあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。 フラッシュバック{5}{Blue}{Blue}(あなたはあなたの墓地にあるこのカードをフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。) |
特徴:
- アドバンテージを稼ぐ力に優れているため、カードの選択肢を広げるのに適しています。
- コントロールデッキで特に効果を発揮し、中盤から終盤でのリソース不足を補うのに役立ちます。
このカードのユーティリティ性と、状況に応じた選択肢の提供能力はかなり魅力的です。
《記憶の氾濫/Memory Deluge》をコントロールデッキで活用する場合、以下のようなポイントが考えられます:
1. カードアドバンテージの確保
このカードはライブラリーから効率よくカードを引き込む手段として非常に優秀です。中盤から終盤にかけて、以下のような目的で使用できます。
- 対戦相手の脅威に対処するための回答カード(例: 除去呪文やカウンター)を探す。
- 勝利条件となる重要なフィニッシャー(例: プレインズウォーカーや大型クリーチャー)を手札に加える。
2. インスタントスピードの強み
インスタントであるため、相手のターン終了時にマナを有効活用しつつ発動できます。これにより、対戦相手を牽制しながらリソースを補充することが可能です。
3. フラッシュバックによる追加価値
墓地にある《記憶の氾濫》をフラッシュバックで唱えることで、リソースをさらに増強できます。特にゲーム後半で余剰マナを使いやすいタイミングに役立ちます。
4. デッキとのシナジー
コントロールデッキで組み合わせるカードとして、以下が挙げられます:
- 除去呪文: 場をクリアしつつ使用。
- カウンター呪文: 相手の行動を防ぎながらリソースを増やす。
- ドローエンジン: 他のドロー呪文と組み合わせてさらなる安定性を確保。
プレイングのポイント
- 対戦相手が大きな行動を取った直後、またはターンエンドに使用することで、こちらが有利な選択を取る余裕を得られます。
- フラッシュバックを使うタイミングは重要です。勝利に直結するカードを引き込む必要がある場合に活用しましょう。
こうした戦略でデッキを運用することで、《記憶の氾濫》を最大限活用できます。
コントロールデッキを中心におすすめのデッキをいくつかご紹介します:
1. アゾリウスコントロール
- 特徴: 青と白を基調としたデッキで、カウンター呪文や全体除去を駆使して相手の動きを封じます。
- 戦略: 《記憶の氾濫》を使って必要なカードを引き込みつつ、プレインズウォーカーやフィニッシャーで勝利を目指します。
2. ゴルガリ切削
- 特徴: 墓地を活用するデッキで、クリーチャーを墓地に送りながら強力なカードをリアニメイトします。
- 戦略: 墓地にカードを溜めつつ、《記憶の氾濫》で必要なパーツを探すのに役立ちます。
3. セレズニアギアハルク
- 特徴: 状況に応じて戦略を変える柔軟なデッキで、シルバーバレット戦略を採用しています。
- 戦略: 《記憶の氾濫》で特定の状況に対応するカードを引き込み、盤面をコントロールします。
1. コントロールデッキ (アゾリウスやディミーア系)
- 特徴: 長期戦を好み、相手の動きを封じることに喜びを感じるプレイヤーにおすすめ。
- 遊び方: 除去呪文やカウンターで時間を稼ぎ、《記憶の氾濫》で必要なパーツを手札に加え、フィニッシャーで圧倒します。
- 向いている方: 冷静沈着にゲームを進めるのが好きな方。
2. アグロデッキ (ボロスやラクドス系)
- 特徴: 素早く敵を叩きのめすアクション重視のプレイスタイルに適しています。
- 遊び方: 小型のクリーチャーで序盤から攻めつつ、相手を圧倒します。
- 向いている方: 短期決戦が好きで、スピーディーな展開にワクワクする方。
3. ミッドレンジデッキ (ゴルガリやジャンド系)
- 特徴: 攻守のバランスを重視した戦略。
- 遊び方: しっかり防御しながら、有利な状況を作り出して中盤以降に逆転するのが得意。
- 向いている方: 状況に応じて柔軟に戦略を変えるのが得意な方。
4. コンボデッキ
- 特徴: 特定のカードの組み合わせで一気に勝利を狙う。
- 遊び方: 《記憶の氾濫》でキーパーツを素早く手札に集め、勝利への準備を整える。
- 向いている方: 複雑なコンボを組み立てるのが楽しいと感じる方。
1. マナ管理の徹底
コントロールデッキでは、ターンエンドにインスタントを唱えることが多いので、適切にマナを残しておくことが重要です。過剰にマナを使用してしまうと、相手の次のターンで有効な対応ができなくなる可能性があります。
- 例: 《記憶の氾濫》を唱える際にも、マナを節約しておき、相手の脅威に対応するためのカウンター呪文を握っておくことを意識します。
2. ライブラリー構築の工夫
《記憶の氾濫》がデッキ内で最大の力を発揮できるよう、ライブラリーには対戦状況に応じた回答となるカードを幅広く採用すると良いでしょう。
- 例: サイドボードに環境メタ対策カード(例: エンチャント破壊や飛行クリーチャー対策)を入れると対応力が上がります。
3. 相手のデッキタイプの分析
コントロールデッキは相手の戦略を封じることが目的です。対戦前に相手のデッキタイプを見極め、プレイスタイルを調整します。
- アグロデッキ: 早い展開に対応するための低コスト除去を優先。
- コンボデッキ: カウンター呪文を握りしめてコンボ阻止を狙います。
4. プレインズウォーカーの活用
コントロールデッキでは、プレインズウォーカーが長期戦における安定した勝利条件となります。たとえば、《テフェリー》シリーズは特に人気が高く、相手に強いプレッシャーを与えながら追加のカードアドバンテージを提供します。
5. ターン順の意識
コントロールデッキでは、ターンごとに盤面と手札の状況を最大限に活用することが重要です。相手のターンエンドに《記憶の氾濫》や他のインスタントを使い、次のターンに必要なカードを確保しましょう。
カワノケイタの動画をご紹介します
【MTGアリーナ】記憶の氾濫 最強カード列伝
記憶の氾濫 採用デッキリスト
フォーマット パイオニア マジックオンライン 2025/03/13 2nd Place
白青コントロール | |
メインボード(80) | サイドボード(15) |
土地(37)
4《解体爆破場》
2《さびれた浜》
4《廃墟の地》
4《フラッドファームの境界》
1《噴水港》
2《ストーム・ジャイアントの聖堂》
4《神聖なる泉》
4《連門の小道》
4《島》
4《平地》
4《不穏な投錨地》
クリーチャー(1)
1《跳ねる春、ベーザ》
呪文(42)
4《方程式の改変》
3《邪悪を打ち砕く》
4《ドビンの拒否権》
4《冥途灯りの行進》
4《記憶の氾濫》
4《喝破》
4《ポータブル・ホール》
4《速足の学び》
1《残骸の漂着》
2《呪文貫き》
4《至高の評決》
3《ドミナリアの英雄、テフェリー》
1《放浪皇》
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4《無効》
3《跳ねる春、ベーザ》
1《邪悪を打ち砕く》
1《告別》
4《激浪の機械巨人》
1《残骸の漂着》
1《空を放浪するもの、ヨーリオン》
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参照元パイオニアチャレンジ32 |デッキリスト |マジック:ザ・ギャザリング オンライン
白青コントロール(Azorius Control)は、青と白のカードを中心に構築されたデッキで、相手の行動を封じつつ、自分の勝利条件を整える戦略が特徴です。以下に、白青コントロールの基本的な構成と戦略を簡単にご紹介します。
基本構成
- カウンター呪文:
- 《喝破》や《否認》など、相手の呪文を打ち消すカードを採用します。
- 除去呪文:
- 《審判の日》や《一時的封鎖》など、相手のクリーチャーを一掃するカードが重要です。
- ドローエンジン:
- 《記憶の氾濫》など、手札を補充するカードを使ってリソースを確保します。
- 勝利条件:
- プレインズウォーカー(例: 《完成化した精神、ジェイス》)や、強力なクリーチャー(例: 《ミストムーアの大主》)を使ってゲームを決めます。
戦略
- 相手の行動を封じる: カウンター呪文や除去呪文を駆使して、相手の展開を遅らせます。
- リソース管理: ドローエンジンを活用して手札を補充し、常に有利な状況を維持します。
- タイミングを見極める: 相手のターン終了時にインスタントを使い、自分のターンで効率的に動けるようにします。
記憶の氾濫 相場
2025/03/21 トリム平均:263 円
参照元記憶の氾濫/Memory Deluge:カードデータ – Wisdom Guild