MTG  レガシー  青黒テンポ/UB Tempo

 

今回の記事はMTG レガシー 青黒テンポ/UB Tempoをご紹介します。

MTG レガシー 青黒テンポ/UB Tempoについて知りたい。どんなカードがあるのか知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

青黒テンポ/UB Tempo

青黒テンポ(UB Tempo)は、レガシーフォーマットで人気のあるアーキタイプの一つです。青と黒のカードを中心に構築され、テンポを重視したプレイスタイルが特徴です。主に以下のような戦略を取ります:

  • 軽量クリーチャーと打消し呪文を駆使し、相手の動きを妨害しながらダメージを積み重ねる。
  • 除去と手札破壊を活用し、相手のリソースを削りながら盤面をコントロールする。
  • 墓地利用やドローエンジンを組み込み、安定したリソース供給を確保する。

最近の大会では、青黒テンポデッキが好成績を収めており、例えば2025年5月1日に開催されたレガシーイベントでは、Saitou Gou選手が青黒テンポデッキで3-0の成績を残しています。また、2024年12月の大会でも複数のプレイヤーが青黒テンポを使用し、上位入賞を果たしています。

青黒テンポ(UB Tempo)の具体的なプレイ戦略は、相手の動きを妨害しながら効率的にダメージを与えることに重点を置いています。以下のような戦術が一般的です:

1. クリーチャーの選択と運用

  • 《秘密を掘り下げる者》(デルバー・オブ・シークレッツ)などの軽量で回避能力のあるクリーチャーを採用し、序盤からダメージを与え続ける。

  • 《死の影》のようなカードを活用し、ライフを調整しながら強力なフィニッシャーとして運用。

2. 打消し呪文でテンポを維持

  • 《意志の力》《目くらまし》を駆使し、相手のキーカードを打ち消してテンポを維持。

目くらまし

  • 《呪文貫き》《覆いを割く者、ナーセット》で相手のドローを妨害し、リソースを枯渇させる。

3. 除去と手札破壊

  • 《突然の衰微》《滅殺の命令》で相手のクリーチャーを除去し、盤面をコントロール。

《滅殺の命令/Decree of Annihilation》[PWシンボル付き再版] 赤R

  • 《思考囲い》《コジレックの審問》で相手の手札を確認し、重要なカードを事前に排除。

4. 墓地利用とリソース管理

  • 《濁浪の執政》などの墓地利用カードを活用し、リソースを最大限に活かす。

  • 《定業》《渦まく知識》でデッキを掘り進め、必要なカードを引き込む。

渦まく知識

5. サイドボーディング戦略

  • 対コンボデッキ《外科的摘出》《否認》を投入し、相手のコンボパーツを除去。

  • 対アグロデッキ《致命的な一押し》《虚空の力線》で序盤の攻撃を抑える。

《致命的な一押し/Fatal Push》[AER] 黒U

  • 対コントロールデッキ《精神壊しの罠》《覆いを割く者、ナーセット》で相手のドローを制限。

青黒テンポは、プレイヤーの判断力とプレイングスキルが試されるデッキです。相手の動きを読みながら、最適なタイミングで妨害と攻撃を繰り出すことが重要になります。

青黒テンポ(UB Tempo)は、他のテンポデッキと比べてコントロール要素が強く、リソース管理に優れたデッキです。他の代表的なテンポデッキと比較すると、以下のような特徴があります:

1. 青黒テンポ(UB Tempo)

  • 強み
    • 手札破壊(《思考囲い》《コジレックの審問》)で相手のプランを崩す。
    • 墓地利用(《濁浪の執政》)でリソースを最大限活用。
    • 打消し呪文(《意志の力》《目くらまし》)で相手の動きを制限。
  • 弱み
    • アグロデッキに対してやや不利(序盤の展開が遅いため)。
    • 墓地対策に弱い(《虚空の力線》などに対処が必要)。

2. イゼットテンポ(UR Tempo)

  • 強み
    • 速攻性が高い(《ドラゴンの怒りの媒介者》《濁浪の執政》)。
    • 火力呪文(《稲妻》《邪悪な熱気》)で盤面をコントロールしつつダメージを与える。
    • ドローエンジンが豊富(《渦まく知識》《思案》)。
  • 弱み
    • 墓地対策に弱い(《外科的摘出》など)。
    • 手札破壊に対して脆い(青黒テンポの《思考囲い》など)。

3. スゥルタイテンポ(Sultai Tempo)

  • 強み
    • 緑のカードによる盤面の強化(《タルモゴイフ》《オークの弓使い》)。
    • 墓地利用と手札破壊の両方を活用(青黒テンポの要素+緑の強力なクリーチャー)。
    • 環境適応力が高い(多様なカードを採用可能)。
  • 弱み
    • マナベースが不安定(3色のため)。
    • テンポデッキとしてはやや遅め(青黒やイゼットほどのスピードはない)。

4. グリクシステンポ(Grixis Tempo)

  • 強み
    • 青黒テンポの手札破壊+イゼットテンポの火力を兼ね備える
    • 墓地利用が強力(《濁浪の執政》《ドラゴンの怒りの媒介者》)。
    • 柔軟な対応力(火力、打消し、手札破壊をバランスよく採用)。
  • 弱み
    • マナベースが不安定(3色のため)。
    • 墓地対策に弱い(《外科的摘出》など)。

青黒テンポは、コントロール要素が強く、相手のリソースを削りながら戦う戦略が特徴です。一方、イゼットテンポはスピードと火力、スゥルタイテンポは盤面の強さ、グリクシステンポはバランスの取れた戦略を持っています。

 

青黒テンポ(UB Tempo)で使えるおすすめのカードを紹介します!このデッキはテンポを維持しながら相手の動きを妨害することが重要なので、以下のカードが特に強力です。

1. クリーチャー

  • 《秘密を掘り下げる者》(デルバー・オブ・シークレッツ)
    • 1マナで変身すると飛行を持つ強力なアタッカー。
  • 《濁浪の執政》
    • 墓地を活用しながら盤面を支配できるフィニッシャー。
  • 《死の影》
    • ライフを調整しながら巨大なクリーチャーとして運用。

2. 打消し呪文

  • 《意志の力》
    • 無色で唱えられる強力な打消し呪文。
  • 《目くらまし》
    • マナを使わずに相手の動きを妨害できる。
  • 《呪文貫き》
    • 序盤のテンポを維持するために有効。

3. 除去

  • 《突然の衰微》
    • 3マナ以下のパーマネントを確実に除去。
  • 《殺戮の命令》
    • 相手のクリーチャーを複数除去できる。
  • 《致命的な一押し》
    • 1マナで手軽にクリーチャーを処理。

4. 手札破壊

  • 《思考囲い》
    • 相手のキーカードを序盤で落とせる。
  • 《コジレックの審問》
    • 低コストで相手の手札を確認しながら妨害。

5. 墓地利用とドローエンジン

  • 《渦まく知識》
    • デッキを掘り進めながら手札を整える。
  • 《定業》
    • 必要なカードを確実に引き込む。
  • 《覆いを割く者、ナーセット》
    • 相手のドローを制限しながらアドバンテージを得る。

6. サイドボード向けカード

  • 《外科的摘出》(対コンボデッキ)
    • 相手のコンボパーツを完全に除去。
  • 《虚空の力線》(対墓地利用デッキ)
    • 墓地戦略を封じる。
  • 《否認》(対コントロールデッキ)
    • 強力な呪文を確実に打ち消す。

青黒テンポは、相手のリソースを削りながらテンポを維持する戦略が鍵となるデッキです。

レガシー 青黒テンポ/UB Tempoデッキリスト

フォーマット レガシー マジックオンライン 2025/04/29

Challenge 32 1st Place

青黒テンポ/UB Tempo
メインボード(60) サイドボード(15)
土地(18)
2《血染めのぬかるみ》
2《島》
4《汚染された三角州》
2《沸騰する小湖》
1《沼》
1《地底街の下水道》
4《Underground Sea》
2《不毛の大地》
クリーチャー(14)
2《悪意の大梟》
2《バロウゴイフ》
2《厚かましい借り手》
4《オークの弓使い》
4《知りたがりの学徒、タミヨウ》
呪文(28)
4《渦まく知識》
3《目くらまし》
4《致命的な一押し》
4《意志の力》
2《コジレックの審問》
2《悪夢滅ぼし、魁渡》
4《思案》
1《保安官を撃て》
4《思考囲い》
2《攪乱のフルート》
2《否定の力》
2《海の先駆け》
2《水流破》
4《虚空の力線》
1《無のロッド》
2《シェオルドレッドの勅令》
血染めのぬかるみ 島 汚染された三角州
沸騰する小湖 沼 地底街の下水道
Underground Sea 不毛の大地 (086)■ボーダーレス■《悪意の大梟/Baleful Strix》[BLC] 金R
厚かましい借り手 オークの弓使い
知りたがりの学徒、タミヨウ 渦まく知識 目くらまし
コジレックの審問
悪夢滅ぼし、魁渡 思案 保安官を撃て
思考囲い

参照元レガシーチャレンジ32 |デッキリスト |マジック:ザ・ギャザリング オンライン

レガシー 青黒テンポ/UB Tempoデッキリスト 採用注目カード

悪夢滅ぼし、魁渡

悪夢滅ぼし、魁渡

《悪夢滅ぼし、魁渡》(Kaito, Bane of Nightmares)は、青黒(ディミーア)カラーの伝説のプレインズウォーカーであり、忍術を持つユニークなカードです。このカードは、忍者デッキやテンポデッキで活躍する可能性があります。

カードの特徴
忍術(1)(青)(黒)

ブロックされなかった攻撃クリーチャーを手札に戻し、魁渡をタップ状態で戦場に出せる。

常在型能力

あなたのターンの間、忠誠カウンターが1個以上ある限り、呪禁を持つ3/4の忍者クリーチャーになる。

忠誠度能力

[+1]:あなたがコントロールするすべての忍者に+1/+1の修整を与える紋章を得る。

[0]:諜報2を行い、その後、このターンにライフを失った対戦相手1人につき1枚カードを引く。

[-2]:クリーチャー1体をタップし、麻痺カウンター2個を置く。

戦略と活用方法
忍者デッキとの相性が抜群

忍術を活用し、瞬速クリーチャーと組み合わせることで、打ち消しや除去を回避しながら展開可能。

テンポデッキでの活用

呪禁を持つため、除去耐性が高く、攻撃しながら忠誠度能力を活用できる。

ミッドレンジデッキでの採用

相手のブロッカーを麻痺カウンターで無力化し、盤面をコントロールできる。