MTG レガシー デスアンドタックス/Death & Taxes

 

今回の記事はMTG    レガシー  デスアンドタックス/Death & Taxesをご紹介します。

MTG    レガシー  デスアンドタックス/Death & Taxesについて知りたい。どんなカードがあるのか知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

デスアンドタックス/Death & Taxes解説

デスアンドタックス(Death & Taxes)は、白単を基調としたビートダウンとコントロールの融合デッキです。特にレガシーフォーマットで活躍し、その特徴的な構成とプレイスタイルで知られています。このデッキは対戦相手の動きを妨害しながら、クリーチャーを使ってライフを削り切る戦略を得意とします。

主なカードと役割

  1. スレイベンの守護者、サリア (Thalia, Guardian of Thraben)
    • 非クリーチャー呪文のコストを増加させ、相手のテンポを遅らせます。
  2. 霊気の薬瓶 (Aether Vial)
    • クリーチャーをインスタント速度で展開するための重要なパーツ。打ち消しを回避しつつ、盤面を強化します。
  3. リシャーダの港 (Rishadan Port) & 不毛の大地 (Wasteland)
    • マナを拘束して相手の展開を妨害する役割を担います。
  4. ちらつき鬼火 (Flickerwisp)
    • ETB(戦場に出たとき)能力を再利用したり、相手のカードを一時的に排除する妨害役として活躍。
  5. 石鍛冶の神秘家 (Stoneforge Mystic)
    • 強力な装備品をサーチし、早い段階で戦力を整えます。

プレイスタイルの特徴

デスアンドタックスの強みは、テンポを支配してゲームを有利に進めることです。以下のような戦術がメインです:

  • サリアやレオニンの裁き人などで、相手の動きを制限。
  • 除去耐性を持つ装備品や瞬速クリーチャーで盤面を固める。
  • ライフを徐々に削りつつ、相手に有効な行動を取らせない。

発展と派生

最近では、エルドラージ要素を加えた派生型「Eldrazi & Taxes」や、モダン環境向けの白単ヘイトベアー型としても存在感を示しています。

 

デスアンドタックスの主要カードの役割

デスアンドタックスのデッキは、各カードが明確な役割を持つため、シナジーや構造が際立っています!いくつか特に重要なカードとその特徴をさらに詳しくご紹介します。

主要カードの役割と特徴

  • スレイベンの守護者、サリア (Thalia, Guardian of Thraben) このカードは非クリーチャー呪文のコストを増やすことで相手の行動を遅らせ、テンポを崩します。特にコンボデッキに対しては重要な妨害役です。
  • 霊気の薬瓶 (Aether Vial) クリーチャー展開の速度を加速させるための中核的カード。インスタントタイミングでクリーチャーを場に出すことで、予想外の動きが可能になります。対打ち消し呪文にも優れています。
  • ちらつき鬼火 (Flickerwisp) 一時的に対戦相手のカードを追放しつつ、ETB効果を再利用することで盤面の柔軟性を高めます。リソース操作の一端を担う、かなり器用なカードです。
  • 石鍛冶の神秘家 (Stoneforge Mystic) 強力な装備品をサーチすることで、早い段階からクリーチャーを強化。装備品との組み合わせで攻撃や防御力を劇的に向上させます。
  • リシャーダの港 (Rishadan Port) & 不毛の大地 (Wasteland) マナ拘束能力を活用し、相手の展開を妨害するために非常に効果的。土地のコントロールで相手を抑えつつ、自分の展開を加速します。
デスアンドタックスの基本戦略

デスアンドタックス(Death & Taxes)は、対戦相手を効果的に妨害しながら、自分のクリーチャーを使ってゲームを支配することを目的とする白単のコントロール・ビートデッキです。

基本戦略

  1. テンポの確保
    • デッキは相手のテンポを崩すことに特化しています。特に《スレイベンの守護者、サリア》や《レオニンの裁き人》を展開することで、相手の呪文や行動コストを増加させ、効率的に展開を妨害します。
  2. リソース管理
    • 《リシャーダの港》や《不毛の大地》を使用して、相手の土地リソースをコントロール。これにより、相手が行動を起こす余地を狭めます。
  3. クリーチャーによる妨害
    • 《ちらつき鬼火》や《スカイクレイブの亡霊》で相手のパーマネントを一時的または永続的に取り除き、必要なリソースを奪うことで盤面の優位性を確保します。
  4. 装備品による強化
    • 《石鍛冶の神秘家》から装備品(例えば《梅澤の十手》や《カルドラの完成体》)をサーチし、クリーチャーをさらに強力にすることで、攻撃性能と防御能力を向上させます。
  5. 序盤の動き
    • 《霊気の薬瓶》を1ターン目に設置することが理想的です。このカードがあると、クリーチャーをインスタント速度で展開でき、相手の計算を狂わせる重要な役割を果たします。
  6. 柔軟性の維持
    • 多様な「ヘイトベアー」(特定の戦略を妨害するクリーチャー)を採用しており、相手のデッキタイプに応じた適切な展開を行う必要があります。

理想的な動き

1ターン目に《霊気の薬瓶》、2ターン目に《スレイベンの守護者、サリア》を展開する流れが特に強力です。さらに《ちらつき鬼火》や《石鍛冶の神秘家》で盤面を整えながら、相手の動きを徹底的に制限していきます。

注意点

  • デスタクは一度押し込まれると立て直しが難しいことがあります。そのため、序盤のテンポ確保が非常に重要です。
  • 長期戦ではリソース管理が鍵となります。相手を徹底的に縛ることで、クリーチャーで徐々にライフを削り切るスタイルを貫きましょう。
対戦中にデスアンドタックスで気をつけるポイント

デスアンドタックスでの対戦は、細やかな判断力と戦術が求められるデッキです。

1. 序盤のテンポ確保

  • 《霊気の薬瓶》を1ターン目に展開するのが理想的です。これにより、クリーチャーをインスタント速度で場に出せるため、相手の計画を崩すことができます。
  • もし薬瓶が引けない場合でも、早めに《スレイベンの守護者、サリア》をプレイして、相手の呪文コストを上げることで時間を稼ぎます。

2. 相手デッキの見極め

  • 対戦相手のデッキタイプに合わせて最適な妨害手段を選びましょう。例えば、コンボデッキ相手なら《レオニンの裁き人》や《幽霊街》の効果が有効ですし、ビート系なら盤面を固めて耐久を図るべきです。

3. 妨害と攻めのバランス

  • 《リシャーダの港》や《不毛の大地》で相手の土地を妨害しつつ、自分の攻め手を滞らせないようにしましょう。妨害に夢中になりすぎて、自分の勝ち筋を見失わないよう注意!

4. 装備品の選択

  • 《石鍛冶の神秘家》からサーチする装備品は、対戦相手に応じて選択肢を変えます。《カルドラの完成体》で速攻を狙うのか、《梅澤の十手》で耐久とコントロールを重視するのかを的確に判断します。

5. サイドボーディングの工夫

  • 対戦中に得た情報を元に、サイドボードで柔軟に対策を取ります。後手番では、より防御的な選択肢を増やし、先手では攻撃的に仕掛けるよう調整すると良いでしょう。

6. 序盤の攻撃焦りすぎない

  • 序盤に盤面コントロールを優先し、攻撃は中盤以降にしっかりとした布陣が整った上で行うのが理想です。

 

レガシー  デスアンドタックス/Death & Taxesデッキリスト

デス&タックス/Death & Taxes
メインボード(60) サイドボード(15)
土地(21)
1《皇国の地、永岩城》
2《カラカス》
3《トロウケアの敷石》
4《不毛の大地》
4《リシャーダの港》
7《平地》
クリーチャー(29)
4《石鍛冶の神秘家》
4《スレイベンの守護者、サリア》
3《ちらつき鬼火》
3《ルーンの母》
3《白蘭の幻影》
2《護衛募集員》
2《スカイクレイブの亡霊》
2《魔女の結界師》
2《孤独》
1《聖域の僧院長》
1《第三の道のロラン》
1《ルーンの与え手》
1《獅子の飾緒》
呪文(10)
4《剣を鍬に》
1《戦前の正装》
1《カルドラの完成体》
4《霊気の薬瓶》
1《エーテル宣誓会の法学者》
1《封じ込める僧侶》
2《フェアリーの忌み者》
3《耳の痛い静寂》
2《石のような静寂》
2《流刑への道》
1《安らかなる眠り》
1《大変動》
1《墓掘りの檻》
1《殴打頭蓋》

レガシー  デスアンドタックス/Death & Taxes注目カード

ルーンの与え手
(013)《ルーンの与え手/Giver of Runes》[MH1] 白R
コスト (W)
カードタイプ クリーチャー
サブタイプ クレリック コー
レアリティ レア
カードテキスト {Tap}:他の、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。無色か色1色を選ぶ。ターン終了時まで、それはプロテクション(その選ばれた性質)を得る。
パワー・タフネス 1 / 2

《ルーンの与え手》(Giver of Runes)は、「モダンホライゾン」セットで初登場したクリーチャー・カードで、特に白デッキで頻繁に採用されています。このカードは、対戦相手の除去やダメージ効果に対抗しながら、クリーチャーを守る能力が特徴です。

基本情報
コスト: (W)

タイプ: クリーチャー — コー・クレリック

パワー/タフネス: 1/2

能力: {T}:他の、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。無色か色1色を選ぶ。ターン終了時まで、それはプロテクション(その選ばれた性質)を得る。

特徴と使い道
プロテクションの付与: 自身以外のクリーチャーを保護するため、対戦相手の除去やダメージ呪文を無効化できます。 例: 対戦相手の《稲妻》(Lightning Bolt)や《終止》(Terminate)から守ることが可能。

タフネスの高さ: タフネスが2であるため、小規模な全体除去にも耐性があります。また、《硫黄の精霊》(Sulfur Elemental)などのタフネス1以下を狙うカードの影響を受けにくいです。

無色プロテクション: 《ルーンの母》(Mother of Runes)と違い、「無色」からのプロテクションを選べる点が特に注目ポイントです。これにより、アーティファクトやエルドラージクリーチャーなどにも効果的。

デスアンドタックスでの採用: レガシーの「デスアンドタックス」デッキでは、《ルーンの母》と入れ替えで採用されることが増えています。無色への耐性が活きる場面で特に強力です。