MTG むかつき 深掘り

 

今回の記事は MTG  むかつきをご紹介します。

むかつき  について知りたい。と言う方はぜひ最後までお付き合いください

むかつき  とは?

むかつき/Ad Nauseam
《むかつき/Ad Nauseam》[ALA] 黒R
コスト (3)(B)(B)
カードタイプ インスタント
レアリティ レア
カードテキスト あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたはそれの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。あなたはこの手順を望む回数繰り返してもよい。

 

《むかつき》(Ad Nauseam)は、黒のインスタント呪文です。このカードは、ライブラリーの一番上のカードを公開し、それを手札に加えるたびに、そのカードのマナ総量に等しいライフを失うという効果を持っています。この手順を望む回数繰り返すことができるため、ライフを犠牲にして大量のカードを引くことが可能です。

《むかつき》は、特にコンボデッキで活躍するカードで、ライフをリソースとして利用する戦略に適しています。例えば、《天使の嗜み》(Angel’s Grace)と組み合わせることで、ライフが0以下にならない状況を作り出し、ライブラリー全体を手札に加えることができます。

このカードは、モダンやレガシーといったフォーマットで使用されることが多く、特に《むかつき》を軸にしたデッキが存在します。どのように使うかで戦略が大きく変わるので、非常に奥深いカードです。

《むかつき》(Ad Nauseam)を使った戦略は、コンボデッキの代表例であり、多彩な工夫が凝らされています。以下は、一般的な戦略とカードコンボの例です:

戦略概要

  • 目標: ライフをリソースとして使用し、大量のカードを引き、致命的なコンボを成立させる。
  • 主要コンボ: 《むかつき》とサポートカード(特に《天使の嗜み》(Angel’s Grace)や《ファイレクシアの無限コンボ》)の連携。

代表的なカードコンボ

  1. 《天使の嗜み》とのコンボ
    • 《天使の嗜み》を使用してライフが0以下にならない状態を維持し、《むかつき》でデッキ全体を手札に入れる。
    • その後、《稲妻のらせん》(Lightning Helix)や《研究室の偏執狂》(Laboratory Maniac)を用いて勝利。

 

  1. 《暗黒の儀式》(Dark Ritual)+ マナ生成カード
    • 引いたカードを利用して、膨大なマナを生成。次の強力な呪文(例:《苦悶の触手》(Tendrils of Agony))でゲームを決める。

  1. デッキサーチカード
    • 《むかつき》を効果的に活用するため、《思考囲い》(Thoughtseize)や《定業》などで初期手札や対戦相手をコントロール。

プレイ時のポイント

  • ライフ管理: デッキ構成はライフロスを抑えるため、低マナ総量のカードで固める。
  • 対抗策の備え: 対戦相手の妨害呪文(例:打ち消し呪文)への対応策をデッキに組み込む。
  • タイミング: 《むかつき》を打つタイミングを見極め、対戦相手の手札や盤面を見て最適な瞬間に発動。

むかつき 採用デッキリスト

フォーマット   モダン  2024/04/26  Modern Challenge 32  4th Place

アドグレイス/Ad Grace
メインボード(60) サイドボード(15)
土地(21)
4《真鍮の都》
2《清水の小道》
4《闇滑りの岸》
4《宝石鉱山》
1《島》
1《天上都市、大田原》
1《平地》
3《金属海の沿岸》
1《沼》
クリーチャー(4)
4《タッサの神託者》
呪文(35)
2《むかつき》
4《天使の嗜み》
4《睡蓮の花》
3《否定の契約》
3《五元のプリズム》
2《ファイレクシアの非生》
4《定業》
4《不敬な教示者》
3《手練》
4《大霊堂の戦利品》
2《思考囲い》
2《致命的な一押し》
4《神聖の力線》
1《稲妻の嵐》
1《ファイレクシアの非生》
2《虹色の終焉》
2《呪文貫き》
1《思考囲い》
2《夏の帳》
真鍮の都 清水の小道 闇滑りの岸
宝石鉱山 島 天上都市、大田原
平地 金属海の沿岸 沼
タッサの神託者 むかつき 天使の嗜み
睡蓮の花 否定の契約 五元のプリズム
ファイレクシアの非生 定業 不敬な教示者
手練 大霊堂の戦利品 思考囲い

参照元モダンチャレンジ32 |デッキリスト |マジック:ザ・ギャザリング オンライン

アドグレイス(Ad Graced)デッキは、モダンフォーマットで人気のあるコンボデッキの一つです。このデッキは、《むかつき》(Ad Nauseam)と《天使の嗜み》(Angel’s Grace)を中心に構築されており、以下のような特徴があります:

基本戦略

  1. コンボの成立:
    • 《天使の嗜み》を使用してライフが0以下にならない状態を作り出します。
    • その後、《むかつき》を唱えてデッキ全体を手札に引き込みます。
  2. 勝利条件:
    • 手札に引き込んだカードを利用して、ゲームを決めます。

デッキの強み

  • 安定性: コンボパーツが少なく、ドローやサーチカードで必要なカードを揃えやすい。
  • スピード: 4~5ターン目にコンボを決めることが可能。
  • 対策耐性: 《否定の契約》(Pact of Negation)などで相手の妨害を防ぐ手段を持つ。

注意点

  • ライフ管理: 《むかつき》の効果でライフを大量に失うため、ライフを守る手段が重要。
  • メタゲーム: 特定のデッキやカード(例:手札破壊やカウンター)に対して弱点があるため、サイドボードでの対策が必要。

むかつき 相場

2025/03/24  トリム平均:1,351 円

参照元むかつき/Ad Nauseam:カードデータ – Wisdom Guild